家の近くの線路に小さな花が咲いてた。
日陰でうつむくように
誰にも気づかれないまま…。

なんだか、なんだか、やるせなくなる
なんだか、なんだか、はかなく見える
なぜ僕は、この世の中に生まれたのだろう

青い電車が通って、風に花がゆれてる。
今にも飛ばされそうな
名もないちっぽけな存在

ほんとに、ほんとに、愛おしくなる
ほんとに、ほんとに、誰かに似てる
なぜ僕は、この片隅で生きてるのだろう

それでも名もない小さな花は
限りある季節を、精一杯咲き続けて
いつの日か枯れる、そのときがくるまで
自分から土にはなりません。

なんだか、なんだか、やるせなくなる
なんだか、なんだか、儚く見える。白い花びら

ほんとに、ほんとに、いとおしくなる
ほんとに、ほんとに、だれかに似てる
なぜ僕はこの片隅で、生きてるのだろう

家の近くの線路に、小さな花が咲いてた。
誰にも気づかれなくても
こうして、僕だけは見てる。


          ◎僕の花 / 五井道子


少し…ってゆうか、見ての通りかなり暗い歌で、映画で使われたんだけど"呪いの歌"として使用された歌(笑)それくらい暗い歌なんだけど僕、この歌が好きなんです。
中学のときに、映画がはじまって、この歌を知って、映画は見てないけど、なんかすごくこの歌詞と五井さんの歌声にひきこまれました(*´ω`*)

話題:ひとりごと