スカーレットの羽根

昨日会社の飲み会の帰りに彼を送った。


当然のようなボディタッチで
完全な拒否が出来ないまま
またこないだと同じ


もう過ちとも思わない図々しさ










福岡行きの高速バスに乗って
好きな音楽を聴きながら
ちょっとセンチメンタルな気分になって

泣きたくなったけど
涙の粒は零れなかった


せいぜい瞳を潤す程度















あたしは恋愛で泣くのすらまだ早い

好きな人とキスしたことを思い出す。





しちゃダメなのはわかってる
だけどするのは、なんで？


まだ好きなの？

いや、もう好きじゃないはず
もう忘れられたはず
いや忘れてはないけど
前みたいにきゅんとかならないから
多分もう大丈夫なはず



なんで キス 、とか するの












奥さん好きなくせに

そんな簡単に？


















やわらかい くちびる
あたたかい て

名前を呼ぶ声








早く頭の中から追い出さないと

あたしはまた過ちを繰り返す



















好きな人ほしいなぁ

ドキドキしてきゅんきゅんなって
もう完全な上書き出来るくらい

愛車が車検から帰ってきた。

助手席を開けたときに、
なんていうのかな？

携帯とか入れれるスペース？笑

あそこに、Fit'sの捨て紙があった。
あたしがあげたやつ。




あぁ











あの空間は幸せだったなぁ。

柔らかいくちびるだったなぁ。








ほんと、

もっと、












抱き寄せればよかった。

今日はブログを始めた。

まだ誰もこない。


当たり前だっ！笑