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はじめに

ここでは、難波の方で活躍するアイドル達のフィクション小説を書いていきます。

百合が嫌いな方
NMBが嫌いな方
荒らし目的の方
今すぐ回れ右でお願いします。


参加してます。
AKB48百合らんく

さや→←みる+あいなな.3

彩side

何で?あいにゃんってみるきーの事が好きなんちゃうの?

何で山田といちゃついてるんやろ?わからんなー

うちがそんな事を思っとると、楽屋にスタッフさんが入ってきた

【NMB48さん、すみません。
機材トラブルで撮影開始が1時間遅れます。本当にすみません。】

『わかりました。このまま待機ですか?』

【はい。では、失礼します。】

スタッフさんが出て行った途端楽屋はうるさくなった

そんな中いつもうるさいあいつの声が聞こえてこなかった

そっちを、見てみると…

「みるきー、大丈夫ー?」

「大丈夫やで、まーちゅん。
ちゅー」

「ちゅー」

いつもより元気がないあいつとまーちゅんがおった。

また、ちゅーしとるし…
何かイライラすんなー

「さやかー、なにイライラしとるん? むっちゃ、こわいで。」

張本人のみるきーがこっちに来た

『ん?みゆきか。イライラなんかしてへんし』

「えー、絶対イライラしとるやろー。
しょうがないなぁ、みるきーが癒してあげよう。」

満面の笑みでうちの膝に登ろうとするみるきー。

ほっといてほしい気持ちといきなり登ってきた焦りで

『うっさいな、ほっとけ!!!!!』

思わず怒鳴ってしまった…
楽屋の視線がこっちに集中してんのがわかる

《どうしたん?》

山田が心配そうな顔してこっちにやってきた。

「あ、菜々ちゃん……大丈夫やで
ごめんな、さやか。」

みるきーの方を見ると、今にも涙がこぼれ落ちそうやのに無理して笑ってた

《さや姉ー?どうしたん?何固まっとるん?》

山田の声で我にかえった。
私、最悪や…

『ごめん、みるきー。
ちょっと頭冷やしてくるわ。
山田、すまんけど後よろしく。』

山田にあとを託して、楽屋を出ようとした私の手を誰かが引っ張った。

『何?』

《何があったか知らんけど、みるきーと2人で話してき!
最近のあんた達みてられへんわ!
ええ加減、素直になり!》

楽屋を見回すと頷いている岸野や愛菜。皆心配そうな顔して見てる。

『わかった。みゆき、行こう。』

みゆきの、顔を見ながら言うと

「うん。」

何かを決心したような顔で頷いた

…こっちも覚悟決めんとな



…next











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さや→←みる+あいなな.2

愛菜side

今日のホテルの相部屋は菜々ということで、楽しみにやってきたんですけど…

〈なぁー、菜々?どうしたん?〉

菜々の様子がおかしい
ずーっと、ベットと壁の隙間で体育座り

《どうしよう、でも勇気を出して聞かなきゃダメよな………》

しかも、さっきからぶつぶつ独り言

〈菜々ー?ほんまにどうしたん?〉

《あ、愛、愛菜っ!聞きたいことがあんねんけど…》

〈何でそんなにどもってんねん?
聞きたいことってなん?〉

《あのさ、その、愛菜ってさ、
み、みるきーのこと好きなの?》

………は?

〈え?頭大丈夫か?何で愛菜がみるきーのこと好きなことになってんの?〉

え!?菜々泣きそうやし…
愛菜が好きなのは菜々だけなのに

《だ、だってさや姉が愛菜にみるきーとるでって言われたって言っとったから、好きなんやなって》

あー、言ったなーそういえば…
菜々の事 泣かしてもうた

〈違うって、誤解や誤解。
愛菜が好きなんは、菜々だけや
だから、泣かんといてや〉

ベットの上に泣いている菜々を引き上げて抱きしめた。あかん、愛菜が泣きそうや

《誤解って?愛菜がみるきーの事好きなら応援するで?》

泣くのを堪えて、笑顔になる菜々

〈ごめん、違うんや
いっつもな、さやかに逃げられたあと、みるきー泣きそうな顔でこっち来るんよ。彩は、うちの事が嫌いなんかなっていっつも言っとる〉

菜々きょとんとした顔してる

〈んで、あまりにも可哀想やったから、一芝居うつことにしたんや
愛菜がとるって言ったら、
少しは素直になるかなって〉

全部正直に話し終わった途端
菜々は泣き出した、なんでやー

《あいなぁ、あいなぁ、疑ってごめんな。…ッ、付き合っとると思っとんのうちだけかと思った》

その言葉を聞いた瞬間愛菜は叫んでた

〈そんなわけないやん!!!!
愛菜は菜々のことが好きやし、愛菜の彼女は
菜々だけや!!!!〉

《あいなぁ、好き》

涙目で上目遣いとかあかんやろ
しかも、なんか照れとるし
あー、愛菜の理性くん、さよなら

〈菜々、可愛すぎ、我慢できへん
嫌やったら突き飛ばしてええから〉

《嫌なわけないやん、ええよ》

……………








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さや→←みる +あいなな

菜々side

あー、またやっとるし…素直になればええのになー

呆れた表情で一点をみつめる菜々
そこには…

「彩ー、膝枕してー?」と甘えるみるきーと

『え!?え、いや、あの、あーそうそう山田と打ち合わせせなあかんことがあったんや!?ごめん、愛菜にでもしてもらって〜 』とわかりやすく言い訳をして、こっちに来るさや姉がおった。

『山田ー!』

なんやねん!えー加減、あたしをだしに逃げてくんのやめーや

今のあんた、さや姉やなくて、ださ姉 いや、へた姉や!

《なんなん?別に写真くらい撮ってあげたらええやん》

『ム、ムリに決まっとるやん』
真っ赤になってぶんぶん顔をふるさや姉

《みるきーが、可哀想やで》

『わかっとる、これじゃあ、あいにゃんに取られても仕方ないよなー』

《はぁ!?何で愛菜がでてくるん!?》

思わず叫んでしまった
え…愛菜って、みるきーの事好きなん?

『何を驚いてんねん。あいにゃんに直接言われたんよ、これ以上そんな態度とっとたらみるきーのこととるでってな』

《そ、そうなんか…いや、まさかあいにゃんがみるきーを好きとはなー》

愛菜って、うちと付き合ってるんやなかったんか…うちの勘違いやったんかな…

『おーい、ばばあ大丈夫かー?』

《な、何がや!大丈夫に決まっとるやん、って、誰がばばあや!》

今日、ホテルの同室愛菜やし、直接聞いてみよかな…怖いなー

『山田ー?ほんまに大丈夫か?』

あ、さや姉のこと忘れてた

《大丈夫や!みるきーへの態度改めーよ》

『頑張ってみるわ、ありがとな、山田』

うちもちゃんと愛菜に聞かなきゃな





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