話題:ひとりごと
随分寝てた彼女が起きちゃった。
コップにソソイダ水はいつの間にか溢れていたようだ。
ゆっくりゆっくり浸透し、溢してしまった
うん、解るよ。
彼女は最下層からきっと現れる。
話題:ひとりごと
何年も掛けて、気持ちを整理した
諦め、諭し、慟哭していった。
この手に得られたものは、何もなく
寂しく、虚しい。
空っぽ、な…俺。
あれだけ、全てを赦せなかった俺達は
今も健在しながら、零れた砂をかき集めようと
必死になっては、嗤っている。
手のひらから落ち行く砂は掴めない程に
流されてしまったのだと、知ってしまった。
茶番劇だと嗤う僕は、私には勝てず、泣き虫な私は、俺には勝てず。
燻るこの本能を理性だけが停める。
戯言だけどね…。