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一人静

あなたのことを
待ち続けている




白夜の中を
歩いていくように


あんなにも
リンクしたことは
今までない

白夜行


太陽だった
明るくはないけど
私には十分だった




真っ黒でしょう?
白夜行って

地位と名誉のための
殺人
強姦

想う人のため

間違ってるのに
否定しきれない


あたしは
雪穂や亮司のようには
なれないけど
生きている

あたしの中に
彼らに似た部分があり
それは
あたしの中で
生きている


白夜行は
あたしにとって
闇であり光だった

でもいいか…

そんな小説が
この世にあるだけで
十分か

あたしの中に
白夜行を
輪廻させるのは
もういいか…



繋がってた

いつでも

繋がっていた

今も

繋がっている

それだけは
疑わない

疑えない

あたしはふたり
いる

会っても
わからないかも

会いたいけど

あなたに帰りたい…

カラスの塔

眼が覚めると
此処にいた

いつからかわからない

気付けば此処に
いたのだ

おまけに自分のことも
思い出せない

冷たい壁に囲まれた
冷たい部屋

洋館といおうか
そんなふうな屋敷の中

扉はある

開けてみようと試みる

でも扉は開かない

鍵がない

この扉を開けることが
できたら

すべて
思い出すことができる

すべて

ただ
目的は

此処から出たい
意思の根底は

ちゃんとあるのだ

会いたい
ひとが
いる

あたしを
探してる
ひとが
いる

彼が待ってる

そのひとに
会わなくちゃいけない

でも扉は
どうしても開かない

ねえ、
なんで
あなたは
あたしを
ずっと
ずっと
待ってるの?

なんで
あたしは
こんなに
あなたに
会いたいの?

こんなに
会いたいのに
なんで扉は
開かないの…

もういいや
って
諦めそうになる

すると
微かに
音がする

それは
扉が開いたのかって
あなたが
来てくれたのかって
期待を持たせる
ような音で

でもちがってる

だけどあたしは
そこでまた
何とか扉を開けようと
齷齪するの

まだ開きそうに
ないけど

此処から出たいから

何れ現実と成る事

拝啓
旦那様



わたくしは
貴方のお陰で幸せに暮らしております


わたくしの大好きなお花
そのお稽古にも行かせて頂き

大好きな着物の着付けまで

此のご時世
着物なんて時代遅れなのにも関わらず

其れでも好きな着物を着せて頂いて
感謝ばかりでございます


そしてわたくしの好きな
熱帯魚や珊瑚を愛でること

本に耽ること


勿論、家事を疎かには致しませんが
寛大なお心で見ていてくださること

それこそがわたくしにとっては
有り難すぎる幸せなのでございます



そして何より
双子の愛息子愛娘をわたくしに
授けてくださった

お仕事で疲労困憊の中でも
双子達の面倒を見てくださり
遊び相手にもなってくださいました

家族団欒を努めてくださいました



貴方という尊敬すべきお人に出逢えて
わたくしは心から感謝しております

ありがとう



貴方と双子達の健康は
わたくしが心身共に見て参る所存です

其れ以上望むもの等
ありはしない


共に歩んでくれてありがとう



敬具
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