久しぶりに
彼に教わってたゲームをやったら
楽しかった記憶や思い出が蘇った。

下手くそでなかなかできなくても、
根気よく教えてくれて
時々怒られたりしたけど、
やっとできるようになったら
目一杯褒めてぎゅーってしてくれた。

あの暖かい腕の中へ戻りたいって、
ちょっとだけ思ってしまった。

傷付くこともいっぱい言われたし
扱いだって酷い時もあった。

だけど、ちゃんと想い合ってた時間も
確かにあったんだ。

大好きだったよ。
きっと、頭で割りきってても
私の心はまだ貴方に向いてるんだね。

好きだったなぁ、って、思っちゃったんだ


全てを断ち切ったのに。

私の存在は、彼の邪魔でしかないから
だから私は自分で離れたのに。


今日はダメだった。
思い出しちゃった。

ねぇ、好きだよ。
すき。

幸せになってね。

そしてどうか、私が二度と戻れないように

私を恨んで嫌っていてください。


ごめんね、愛してる。