とある大学生の日記

フと気がついてしまった。
自分はこの一年間、有りもしない幻想を抱き続けて多くのことを失ったことに。
人は人の中でしか生きられない。
どうして周りの人を排除して1人になりたがってんだろう。
馬鹿みたい。

取り敢えず、目の前のことを全力でやろう。結果、努力。大切。

今年の前半戦が終了した気分。
明日からの旅行を挟んで院試に本気で取り組もう。
ウォーレンの二週目、過去問、ワークブック、生化学…
机に縛り付けて、張り付こう。
ななみんの手が届かない所まで進む。
院試が終わったら、基本的な所で振り返ることがないように勉強する。
学問の体幹を作ろう。

走ってておもったのは研究室はサッカー部でなくて陸上部。皆んな専門は違うけど同じチームにいる。
うちのラボに足りないのは皆んなでの練習を通して得られるチームワーク。
専門練習はそりゃやるけど、基礎練も大事だよ。俺が鍛えよう。

部活でもラボでもいい顧問、いい教授は本質では同じだな。上手く人を育てられるか、上手くプレッシャーをかけてやる気にさせられるか、熱意でこの人になら付いて行こうと思わせられるか。
多分世の中の心理の一つだと思う。

ブレッドフォスの威力がちょっとだけ分かった。
パイアリルで還元的脱離は多分出来ないね。三中心ニ電子系取れなさそうだし。というか求核反応濃厚だから。
求核攻撃で入れるにはどうするか。pka26だと結構硬そう。ギルマン試薬で軟くできるのかな？μ1アリルでギルマン試薬ならワンチャンあるかな？
銅錯体の反応性をちょっと見直さないとな。

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうかもしれない。を見終わりました。
全体を通して切ないお話。
途中でドロッとするけど、実に人間らしいよね。取り敢えず自分と価値観の合う人が目の前に欲しいな。
今の道の先に待っているのかな。
それとも既に出会ってるのかな。

取り敢えず一心不乱にこの道を歩き続ける。階段を上るしかないこの道だけれど、駆け上がることはできるし、走る速度を速める方法も学べてる。
行き着く先に何が見えるかな。

普段はいないけど、今まで歩いてきた奇跡はちゃんと残ってる。
次、明日、明後日の生き方が将来の奇跡に変わるよね。
いつか自分を理解してくれて、自分と同じ目線に立って考えてくれる、そんな人に会えるといいな。

一人を選べないんだよな。
今をとるか、先に同じようなことがあるか期待して今は何もしないか。
どっちがいいかなんて誰にもわからないけどね。


明日からの一週間でまたひとつ成長できるはず。来週末はどんな気持ちかな。