「恐妻家と言えないかわりに、愛妻家って言葉ができたのかもしれないですよ」

確かにそうかもしれないな…と少なくとも俺は思った。

怖い妻に怒られないようにするにはどうしたら良いのか。

妻の機嫌を悪くしないよう尽くすのだ。

買い物に付き合い。夕飯を作ってやり、風呂を掃除しお湯をはってやる。そして仕事が終わったら「妻がまってますので」と言いのこして帰る。

これらの行為は「妻が怖い」という事実を知らなければ愛妻家とうつるのではないか。妻が美人であればなおさらだ。

きっと上司は「彼の奥さん美人だからねーwはやく帰りたいんだろうw本当に愛妻家だねーw」とか言っているのだろう。

そして彼に質問をするのだ「浮気したらどうなるんだろうね?」と


彼は本気で答えるだろう

「殺されますね。間違いなく。」