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すいません






長らく更新を放置してしまい
ほんとに申し訳ないです。><





私の都合上ですがいろいろありまして
なかなか更新できる時間がなく
いつの間にか三ヶ月くらい間があいてしまいました


すいませんほんとに‥‥



ですがようやく更新ができるかなって感じになったので
これからもほんとマイペースではありますが
なるだけ更新していきますので
よかったらよろしくお願いします




また落ち着いた頃にリクエストも募集しようかと思ってるので
よろしければそちらもどうぞお願いします^^





蓮華


もういいんだよ。(じゅりれな)



玲奈side






この頃痩せすぎだと感じる珠理奈


私より手も足も細くなって
ホントに折れてしまうような気がして恐ろしい




「珠理奈?そろそろ休憩したら?」





かれこれもう五時間も休まずレッスンを続けている

さすがに休まないとまた疲労で倒れてしまう




「大丈夫、もうちょっと」




でも珠理奈はレッスンを続ける





完璧主義者。




認めてもらいたい一心で何事も全力でやってきていた
今まさにじゃんけん大会でセンターを勝ち取ったから
尚更、レッスンに力が入るんだと思う



プレッシャーとか
周りの批判とか
気にしてなさそうでそこらへんは年相応
誰よりも繊細で考えすぎてしまう


最近では甘えることも少なくなってきた気がする
後輩が増えたってのがあるんだろうけど
きっと篠田さんの卒業が一番影響していると思う






そんな珠理奈が心配でたまらない

またいつ倒れてしまうかもわからない



でも、私には珠理奈を止める権利なんかない
どんなに頑張りすぎて一人で先を走っちゃっても
それを見守るしかできない





だけどね





「珠理奈……」




「玲奈ちゃん、集中してるんだから邪魔しない………でっ…」




私より華奢な背中を抱きしめて
頭を撫でてあげる





「もういいんだよ、甘えたって」





珠理奈がどこにいっても
帰ってこれる場所を作ることはできる
いつだって甘えさせてあげれる




だから






「我慢した分の涙、流していいよ」







珠理奈の身体が震える




「れなちゃっ……んっ…」






強がりな珠理奈の涙を見ないよう俯く
その代わりに背中から抱きしめている腕に力を込めた





あなたが崩れてしまわないように
優しく、ギュッと……






END

気づかない両思い(ゆうみな)※リクエスト作品

あきゆう。さんからリクエスト



優子とたかみなは幼なじみ設定。

たかみなが♂化

友情出演でこじはる(♂)ともちん








次からどうぞ(*`ω´)


▼追記

代わりじゃないから(ゆうみな)※リクエスト作品

イワシさんからのリクエスト




たかみなside






「優子、待ってや〜」


「おせーよたかみな!」


「また二人でじゃれてるよ....」


「背小さいから余計子供みたい....」


「ちょっとにゃんにゃん!ひどいよ〜」





私達はいつも四人でいた




優子と私は姉妹で
敦子と私は付き合っていて
小嶋さんと優子が付き合っている




今、この四人でいることが私の幸せだ






ちょっとうるさいけどホントは人一倍気を使えるムードメーカーな優子


あまり喋らなくて無愛想に見えるけどホントは誰よりも繊細で人のことを考えれる敦子


見た目が綺麗なのに気取らなくて誰にでも優しくちょっと天然な小嶋さん





みんな大好きで、なにより大切だった







あの日までは....








「ねえ、ちょっといい....?」


「どうした?たかみな」


「最近さ、敦子の様子がおかしいんだけど...」


「おかしいってどんな風に?」


「なんか…遊びに誘っても断られるしメールも返してくれないし、すごく冷たい」


「へぇ……あっちゃんがねぇ…」




興味なさげな優子だけど
私があまりにも落ち込んでいるからか、じゃあちょっと調べてみる?と言って
次の日からあっちゃんの行動を優子と隠れて観察していた



でも、あっちゃんの行動を見ていくとあることが一つわかった




「なんかさ、最近よく小嶋さんと一緒にいるよね?敦子」


「私もそれ思った、あの二人そんな仲よかったっけ?」




敦子は私と優子繋がりで小嶋さんと知り合ったんだけどたそこまで一緒にしゃべっているとこを見たことない


そして今日も敦子の後を追っていると小嶋さんと約束していたのか遠くに小嶋さんの姿がみえた



「今日も一緒だね……優子?」




優子がなにも言わないから横を向いたら
ちょっと動揺した顔をしていた



「今日……にゃんにゃんデートに誘ったら家族と出かけるから無理って言われたのに……」




信じられないとでもいうような顔をして陰から敦子と小嶋さんを見つめる優子

このとき少しだけ嫌な予感はしてたんだ
それでも二人が別の場所に移動している後をただ追うしかなかった



そして二人が入っていった公園で
見てしまった、見てはいけなかったかもしれない















ベンチに座る二人は
どちらともなく当たり前のようにキスをしていた
何回も角度を変えて……





目の前の光景が嘘のようで私の周りだけ時間が止まったみたいだった

敦子が……そんなことするはずないって
人を傷つけるような人じゃないって
そう思いたかっただけで実際、小嶋さんとのキスを拒むような行動は見えなかったし
心なしか……幸せそうに見えた




「……帰ろ、たかみな」




優子が私の手を掴んで歩き出した
そのときに見えた優子の顔は涙で濡れていた
手からもその悲しさが伝わってきて
私まで涙が出てきてしまう





「……顔ふきな?」


家につくと優子は泣いていなくて
代わりに私の顔が涙でぐしゃぐしゃだった
そんな私に優子はタオルを持ってきてくれた



「ありがとっ……」


「大丈夫か?」



ソファーに座る私の隣に眉を八の字に下げて心配そうにみてくる優子がいた
ホントは優子だってつらいはずなのに
優しいから私の心配ばかりしてくれる




「大丈夫だ……傍にいてやるから」




そのまま優子は私を引き寄せて抱きしめてきた
いつもの優子とちょっと違ってビックリしたけどすごく安心した



「優子……ありがと、もう大丈夫だから」




しばらく抱きしめられててだいぶ落ち着きも取り戻したから
優子から離れようとしたけど優子は抱きしめる力を緩めようとしなかった



「優子……?」


「ごめん……たかみな」





目があったと思ったら
いつの間にか優子の顔が目の前にあって
口にはリアルな感触があった


キスされたって気付いたのは少し経ってから



離れていく優子は泣きそうな顔をしていた






「ごめん……」




何に謝っているのかわからなかったけど
キスされたのは嫌じゃなかった

そして、もっとキスしたいって思いもあった
だから自分から優子に唇を重ねたら
ビックリしたみたいでそれでも受け入れようとしてくれてどんどん深いキスに変わっていった




「はぁっ……優子?」




唇が離れたらいつになく真剣な目をした優子がいた




「後悔しない?」



優子の手は震えていた



「私にはもう、たかみなしかいないっ……」




綺麗な瞳から涙がこぼれていった





「しないよ、私だってもう優子しかいないんだから」




そういえば優子は少しだけ微笑んでくれた




「どうなってもしらないよ?」


「それはこっちのセリフだよ、優子」




優子をお姫様だっこしてベットに二人で沈む






「忘れよ……嫌なこと全部」


「うん……」


「好き……」








代わりじゃなくてホントに好きになったみたい




優子が愛おしかった

だからめちゃくちゃにしてなにもかも忘れるくらいの熱い夜を過ごした




次に起きたとき私たちは幸せになれるかな?








end

忘れられたって(あつゆう)※リクエスト作品



ゆうこらぶさんからのリクエストです。










あっちゃんside







「あっ……ごめんねあっちゃん」



「ううん、それより怪我ない?」








優子は病気だ。




聞いたこともない長い病名が告げられて
治る保証もない



どんどん優子を蝕んでいく



記憶障害だったり
手や身体が動かなくなったり





そのせいで優子はAKBを辞めた






夢だった女優も諦めて
ただ、進行する病気に毎日耐えている日々







「あっちゃん……この子誰だっけ?」



優子が指をさしていたのは
AKBみんなで撮った集合写真

その中の陽菜を指さしていた






「この子かわいいね〜」




優子は子供のように笑っていた




その顔に胸が苦しくなる







「……陽菜っていうんだよ、優子いつもにゃんにゃんて呼んで仲良しだった……」



「へぇ……私会ったことあったっけ?覚えてないや」







優子はいつか私のことも忘れてしまうんだろうか

毎日あっているのに
突然、誰ですか?って言われちゃう時がくるのかな?









「あっちゃん……私怖いよ」


「優子……?」


「いつも通っている道がいきなり知らない所に感じで、自分のいる場所も家もわからなくなって、身体も自由に動かなくなってきてっ……」



「……………」



「あっちゃんにたくさん迷惑かけちゃって支えてもらってるのに、あっちゃんのことまで忘れちゃったらっ………忘れたくないよっ………」



「優子……」



「私には何も残らなくなっちゃうっ……」



「大丈夫だよ………優子が忘れたって私が覚えてるもん、忘れたらまた一からやればいいんだよ」







優子は夢も希望も失って
それでも生き続けてる




動かない身体を必死で引きずりながら
昔の写真を一枚ずつ見るのが日課


一人一人の名前を書いて覚えて
でもしばらくすれば忘れてしまって
そしたらまた写真を見ての繰り返し









そんなある日










「優子、今日天気いいから散歩いこ」



窓から外を見ていた優子が私をみて言ったんだ














「誰……ですか?」









ついに優子は私のことを忘れて
思い出せなくなってしまった




それからは身体もどんどん動かなくなっていき
病院生活になり今はベットの上がほとんど







「優子……たかみなと陽菜がお花くれたから横に生けとくね」



「どなたかわかりませんが、ありがとうございます」









悲しいとは思わないって言ったら嘘になるけど

泣いたりしたってしょうがい








忘れられたって優子の笑顔がみれるならいいと思う









「なんか……」




「どうしたの?優子」










そう、笑顔がみれるなら……












「不思議です、あなたといるのが懐かしく感じます……」








涙が溢れるくらい

優しい笑顔でした。






END





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