話題:おっぱい
最近はお局様とコンビで夜勤の神田です
この人と一緒だと仕事がはかどるもんだから、何もすることがない時間が発生するんだよね
でもそのポッと空いた時間は、俺はマッサージ師にならなくてはならない
ベッドにうつ伏せになった女体の首の後ろから腰をモミモミ、尻はデリケートな部位なのでグーで軽く叩き、ふくらはぎをまたモミモミするのさ
ところが今週は違う所を揉めときたもんだ
寒くなってきてから、目を覚ました時に咳が出るようになった、と
咳をすると胸が強烈に痛むのだそうな
自分の体を知り尽くしている俺にしか頼めないと、冗談まじりではあったが、どこが悪いか知りたいなんて言うもんだから、仕方なく診てやることに
どこが痛むか聞くと、お局様は自分の胸に俺の手を当てて、「この辺」と言った
そこはおっぱいの上の方、つまりおっぱいの付け根だった
「肺が悪いのかな…」と呟く女の声は無視して、その周辺を服の上から指で押してみた
その後は思いっ切り息を吸わせたり、腕を上げ下ろしさせたり
結果、肺が悪いわけではなく、肋間神経痛だと告げた
するとお局様は安心したようだった
でも痛みはあるため、それをどうにかして欲しいと訴えてきた
鎮痛剤を飲めば、ある程度は痛みがひくと思いますけど…と言ったのだが、「揉んでみて」と言う
お局様は俺が触ったり揉んだりしたら治ると思い込んでるのさ
実際、頭痛や便秘を何度か治したことがあるからね
でも肋間神経痛を治したことはないんだよ
どうしようかと迷ったのだが、本人が揉めって言うし、揉めばさらに安心するのならと要望に応えることにした
今はまだ立場的に逆らえないしね…
お局様を丸椅子に座らせ、背後から彼女の胸の付け根の痛むであろう部分に片手を当てた
そしてもう片方の手は背中に
暫くそんな感じで揉んでたと言うか触ってたんだけど、突然お局様が「ちょっと止めて」と言うので手を離すと、女は服を脱ぎ始めた
直に揉ませるつもり?と聞くと「うん」と答える女
「だって気持ちよくないんだもん」と女は続けた
職場でアンタ、気持ちよくなりたいのかよ、と言ってやりたかったが、一歩間違えると、いや一手か、別の意味で気持ちよくさせちゃうような気がしたよね
付け根だけ揉むというのは難しいのだよ
首だって腰だって、同じ所を集中的に揉んでも気持ちよくないじゃない
少し広範囲に揉むことで血行が良くなって症状が改善するものだし…
などと考えてると、「遠慮しなくていいよ。任せるから」と目の前の女は言い、手を背中に回してブラも外した
それを見て、俺を信用してくれてるんだなとは思ったが、肋間神経痛は治せないが気持ちよくはさせられると思ってしまった
つづく