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親友と我が家の妹。

最初に言わせてもらう。
こたつは癒しだ。
あの温もりに包まれているだけで世界観が変わると言っても過言ではない。
だが、そのこたつを占領する不届き者が二人いる。
我が家の妹と、俺の親友だ。


「ノイズさん!こたつむりー!」


「妹ちゃーん!ツインヘッドこたつむりー!」


猫のように瞳をとろけさせて間抜けなことを言う二人を尻目に、溜息を吐きながらブラックコーヒーに口を付ける。
この苦みと深みが解らないお子ちゃまがこたつむりになっている現状が許せん。
寒い体を落ち着けるために煙草に火を付ける。暖房は甘え。ファッキン。

紫煙が立ち上った時に、カッコつけて煙草とブラックコーヒーに手をだそうとした親友の姿を思い出して口端が吊り上がる。

ちなみに俺が吸っている煙草はショートピースです。
この味に慣れたら他の煙草が吸えない。


それはさておき、俺の癒し空間を占領している二人が許せぬ。
あまりにも悪戯心が沸き上がったので、ノイズと妹の頭に氷を三つ乗せてやった。


「おにーちゃん!冷たいよ!凍死しちゃう!」


「おい親友!やっていいことと悪いことがあるだろ!」


髪を濡らしながら抗議するお子ちゃま二人を見ながら、俺はまた苦笑した。
今日は二人にこたつむりを譲ろう。
俺は厚着をして、ブラックコーヒーを飲みながらショートピースを吸うことにしました。
心はあったまるけど、身体は寒いんだよな。
若干怨み節を呟きながら、俺は苦笑していた。
そんな一日です。
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