話題:SS






「何で来ちゃうの…。
もう会わないって言ったじゃん」

「あんなんで俺が納得するわけねぇだろ」

「いいから帰って、」

「ユキ」

「ココは、ショウちゃんみたいな人が来るところじゃないの!」

「……んだよ、それ」

「ショウちゃんみたいに、」

「ぜってぇヤダ。帰んない」


あたしの言葉を遮り、不機嫌な返事が返ってきた。


「は、?」

思わず振り返ってしまったあたし。
けれど視界に入ったのは、白一色で。


――ぎゅっ…

「つーか、泣きそうな顔して言われても説得力ねぇんだけど」


心地好い圧迫感と、さっきよりも近くに聞こえる低い声に、ショウに抱き締められているんだと、そこで認識した。


「バカ!帰ってって言ったじゃん!」

「ヤダって言ったもん」

「離してよ、バカ!」

「離したら逃げるだろうが」


そう言って腕の力を強くする。


「何をそんなに不安がってんだよ」

「……」

「ユキ」

「…って、」

「ん?」

「だって、デートも出来ない。何にもしてあげられない彼女なんてイヤでしょ?」

「…」

「だから、」

「俺は、お前がいればそれだけで幸せだけど?」

「ショウ、ちゃん?」

「俺さぁ、初めてなんだよね。こんなにも愛しくてしょうがない子が出来たの。
…好きすぎて、マジでどうにかなっちゃいそう」

「ウソだ、」

「ホントだっつーの。
だからさ?笑うのも、泣くのも、怒るのも、ぜーんぶ、俺だけにしてよ。…ね?」








―*―*―*―*―*―*―*―*
なんつってー!
よく分からん作品になってしまった…((((;゜Д゜)))