どうしようもなく会いたくなりました
どうしようもなく触れたくなりました
離れられないように抱き締めてほしくなりました

どうしようもなく寂しいのです
どうしようもなく心細いのです

傍にいてと強く強く願いました


一人で見る星空は酷く暗くて
目を凝らしても輝くものは見つけられなくて
私はまた真っ暗で深い【孤独】を感じました

その時私を包んだのはあなたの温もりではなく
痛いほどに冷たい夜風だったのです


頬が温もりを感じました
あなたの指先ではありません
紛れもなく私の涙でした

胸が締め付けられるように痛くて
助けを求めるように伸ばした手は風をきりました


ほんの少しの距離がこんなにも遠く感じるのは
私だけでしょう

今あなたをこれほどに求めているのが不思議です


寂しくて寂しくて一人が怖くて泣いています
これを他人は「辛い」と言うのでしょう


でも一番大切な人が知らぬ間に
居て当たり前の存在になるよりはずっといい


あなたの温もりを強さを愛しさを感じられるから
今この一瞬の寂しさはココロに閉じ込めましょう

あなたへの「ありがとう」がこの先消えないように
あなたへの愛がこの先ずっとずっと続くように