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負け犬の産声

社会のレールを歩きだして
月日ばかり移り行く
学歴優先の理
不快な人間模様の構築

窓際のルールって
事なかれ主義で
波風たてず穏便に済ますって
上司に頼まれて
笑顔で残業で…

時計の針音が
やけに冷たく聞こえた…よ

最上階のフェンスに
しがみついて
見下ろす街並みは
コンクリートパラダイス

飛び込む勇気なんて
さらさらなくて
見上げた空には

滲んで揺れる…三日月…

檻姫と火こぼし

空に河が流れる時
唯一の自由と解放

閉じ込められた世界から
貴方に会いにいける

途中、闇に迷わぬように
たいまつの火で
道を照らしましょう

貴方も同じように
たいまつを…
遠い向こうの灯りが
それを示してる

高鳴る鼓動を押さえられず
貴方の名を呼ぶ…

それに応えようと
遠い貴方は
手を振るように
たいまつを揺らした…

嬉しくなった私は
瞬間うつむき
再度、顔あげて
歩こうとした

遠い向こうに
貴方の灯りはなかった…

堕天使の憂鬱

空から落とされた
黒い白…
悲劇の灰地に
語る夢もない

救いがたき我々の罪に
裁きの風は炎となり
この身を焼き尽くすのか

過去…なにを誤り
今…苦しむのか

吐息が…また
時を刻む…

陽光と月光の始まりと終わり

ありがとう…失望

目を閉じれば
黒い海
瞼の上の偽太陽

ぬるい風に誘われ
たどり着いた希望の崖
こぼす涙の音は
黒い波音にさらわれた

消えない過去の痛手
変わらない未来の果て
見たくない現実の夢…

不足は常
不足は常…

ゆえに…不足なし

心殺すため
ただ…言い聞かせて

私は強くなる
おかげさまで

道化の仮面

本当の私はこれじゃない
いつの間にか操られるように
踊らされ…
傍観者は拍手を絶やさない
この悲鳴は
笑い声に聞こえますか?

今ではもう
慣れてしまった
声の殺し方
また踊ればいいんだね
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