ぐもんぐ。
カミングアウト。
ここ数日間、考えてることに押し潰されてる。
正直、この壁は大きすぎる。
しんどいよ。つらいよ。考えたくないよ。怖いよ。不安よ。ぜったいわたしらの望んでる言葉をくれるわけじゃない。現実はもっと残酷で。しあわせやのに、一気に堕とされる。たったひとつの言葉で、弱くなって脆くなって壊れそうになって崩れる。すきで、すきで、どうしようもないのに、見失いそうになる。
それでも、いっしょに、いたいって。となりにいさせてほしいって。おもうから。この道撰んで、後悔してることだっていくつもあるよ。わたしは、周りを見なさすぎた。なっちゃんの未来も、ままとぱぱのなっちゃんに抱く夢も、わたしがこの手で壊してる。ままがなっちゃんには彼氏つくってしあわせになってほしいって。子供の顔もみたいしなって。ぱぱもおなじことおもってる。わたしはその言葉聞いて、ごめんって心の中で何回もあやまった。苦しくなってた。ままに合わせる顔ない。って。おうちいくたびに、ままに会うの怖くなってた。会ったときはびくびくしてた。不安やった。勘づいてはるやろうから。怖かった。
さいきんは、その言葉に、ままぱぱの想いに、わたしは壊されそうです。壊れそうです。たいせつなひとのだいじなひとの想いを、わたしが壊していく。さらに嫌なおもいまでさせてた。最悪すぎる。
何回謝っても、言葉にしいひんから、届くわけない。口にするのがこわい。ごめんって言葉に意味がありすぎる。すきになってごめん。すきにさせてごめん。未来奪ってごめん。壊してしまってごめん。苦しいおもいさせてしまってごめん。嫌なおもいさせてしまってごめん。わがままでごめん。譲れへんくてごめん。手離せなくてごめん。手離す気なくてごめん。わたしのしあわせばっか押し付けてごめん。
わたしのすきなひとは、わたしが苦しんでることに悩んで苦しんでる。だいじょうぶってことばも、嘘にしかきこえへんねやろうな。わかりきってはるんやとおもう。わたしね、いろいろと不安やで。怖いし。もう私自身壊れてもいいって。壊れてでもきっと、いっしょにいてくれるっておもってるから。だから、なっちゃんの未来壊してしまった代わりに、代わりになんてなれへんかもしれへんけど、じぶんなんか壊れてしまえばいいっておもってる。わたしに負担なんてぜんぜんかかってない。むしろ、わたしがよわよわなせいで負担ばっか背負わせてる。しっかりしないといけんのに。あの人の負担、すこしでも減らしてあげたいのに。増やしてる。今、こんなに弱ってたらきっと、のりこえられへん。わたしらもこのまま終わってしまう。そんなん無理に決まってる。わたしのとなりはもう、決まってる。あの人のとなりもわたしなの。だれかが隣にいること、許さへん。ゆるせへんの。
だから、これからもすきでいて。わたしだけ、って。
わたしにも、守らせて。
これからのことなんて、わからへん。
もっとちゃんと考えるべき。
こわいね。
口にできんのかな。わたし、立ち向かえんのかな。おっきいね壁。でも、これがわたしの選んだ道やから。すきな気持ちはかわらへんから。しんどくてもさ、こわくてもさ、つらくてもさ、いっしょにいたいって、譲りたくないから。
不安定でごめん。不安にさせてごめん。
わたしのこと手離さんといて。
ずっとすきでいて。
ぜんぶぜんぶ、愛させて。