電波です。気をつけて!
「よしできた。後はこれを30分煮込めば完成だな」
「さすが兄さん! 料理も完璧で……やっぱり僕の兄さんは凄いや」
「だっ! ダメよダメダメ! ルルとロロは兄弟なんだからそんなに引っ付いちゃダメー!!」
「わっ! 何だいきなり、どうしたんだシャーリー」
「シャ、シャーリーさん?」
「いけないわ二人とも! お揃いのピンクのエプロンなんてして、兄弟で愛し合うだなんてそんなことダメよ!」
「えっと……でも僕たち血は繋がっていませんし」
「えっ、そうなの? いやいや待って! ほらっ、そもそも二人って男同士だしっ!」
「だけど僕は兄さんのものだから。ねっ、兄さん!」
「ロロ…」
「ルル!?」
「ち、違うんだシャーリー、ロロは大事な弟でだな。いやだから俺にとってシャーリーはまた別の……」
「ふふっ、ルルーシュってばモテモテですね」
「笑ってないで止めてくれユフィ」
「けれど兄が好意を寄せられるのは妹としても嬉しいことですから。なんて、自分がルルーシュの初恋相手である余裕もあるかもしれませんが」
「!? 何故それをっ!?」
「マリアンヌ様からお聞きしちゃいました。いけませんでした?」
「そっ、そうなのルル!?」
「そんな……兄さん……」
「ひどい! ひどいよルル! 私にだって生まれ変わったらなんとかって言ったくせに!」
「実質まだ生まれ変わってはいないんだがな…。いや待て二人とも誤解をするな! 違う、違うんだよシャーリー。ああロロ、そんな捨てられた子犬のような瞳で俺を見つめないでくれ」
「あら? 向こうからチェンソーを持った方が駆け寄ってきますが……」
「いたいたルルーシュ〜! 今日こそは君を倒してC.C.の名前を教えてもらうよ〜」
「あいつまたっ! 下がって兄さん! 兄さんは僕が守る!」
「ああ、懲りずにまた来たのかマオ。今夜もうちで夕飯食べていくか?」
「きゃー!! 大変! お鍋が吹きこぼれてる! ねえルルこれどうすればいいの!? ルルー!」
「うふふ、今日も皆さん楽しそうで何よりです」
なんか……気付いたら死に際のルルを描いてた。
(三;ω;)ウッ
そうか、良く考えたら好きなキャラが死んだの初めてなんだ。だからこんなにショックなのか。
いつも主人公を好きになるから死ぬなんて事中々無いんだよ。
そうか…ルルが初めての人か…。
天国で幸せなルルを妄想したり、学園編の楽しそうな(でも嫌々な)ルルを妄想してたら割と浮上してきました。
と、思って最終話を観返したらまた涙が出てきた(笑)
あああ〜ダメだ〜!
何この虚無感とか喪失感とか。
も、そういう気持ちは全部イラストにぶつけよう。
一心不乱に描きなぐってやる!