土曜日と日曜日の2日間、地震とは無関係な時間を過ごして、今日久しぶりにニュースを見たら、マグニチュードは8.8から9.0になってるし、原発は爆発してるし、計画停電はされてるし、全然状況についてゆけません。




金曜日に起きた大地震。
中継で流されていく家や車の映像を見た。
畑の中を水というよりは瓦礫がすごい勢いで流れてた。
あの中にどのくらいの人間や動物がいるのか、考えたら怖くて涙が出た。
津波から逃げている車が追いついた津波にランプがついたまま飲み込まれていく映像も見た。
今まさに画面の向こうでひとが死んでいく現実。
よくよく考えたらR15レベルのぐろさ。

私、最低だと思うけど、ニューヨークの地震はやっぱりどこか他人事で見てた。
でも今回は同じ国の中で起きて、確かに映像の中の出来事なのに他人事と思えない。
でも被害をリアルに感じる訳ではない。

自分がどうあるべきかわからず、ずっとニュースを見た。




曜日の朝、とてももやもやしてた。

四年生を送り出すことは大事だし、今までがんばって準備してきたから絶対成功させたいし、先輩みんな大好きだから1日中パピ四年生のことだけを考えて過ごしたいと思うのに、朝は地震のことが頭をちらついて離れなかった。

東は地震や津波であんなに大変なのに、西では日常生活を普通におくることが出来る。
満腹にご飯も食べれるし、あったかいお布団で起きて寝れるし、たっぷりのお湯でお風呂にも入れる。
笑って楽しい時間を過ごすことが出来る。

普段絶対こんな当たり前のことに罪悪感を感じたり後ろめたさを感じたりしないのに、ほんとに私は予定通りの普通の生活をしてもいいんだろうかって。
もやもやした。

でも地震関連のニュースについて書いてるひとの日記で読んだ「笑うことを不謹慎だなんて思わなくていい」って言葉に、少しだけ心が軽くなった。

今、報道関係の仕事のひとが夜通し仕事をしているように、サラリーマンは会社に行って仕事をすればいいし、芸人はひとを笑わせればいいし、ミュージシャンは音楽を奏でたらいいと思えた。

それは決して不謹慎なんかじゃなくて、当たり前のこと。




だからってなにもしなくていい訳ではないことは明らかで、今すぐに何が出来るかって思ったらやっぱり募金かなって思う。
ネットでも募金出来るし、街頭で募金活動してるひともいる。
方法はいくらでもある。

コンビニに置いてある募金箱に一円玉が入る隙間もないくらいにお金が入ってたっていうことを書いてるひとがいて、それ読んで涙が出た。
日本は全然終わってなんかないって思った。




一人でも多くのひとが助かりますように。
一人でも多くのひとが生きる希望をなくしませんように。
地震のどさくさで起きる詐欺や犯罪に負けず、善意が善意のままで被災者に届きますように。