リハ５秒前！

本の紹介します。2回目。

1.夏期限定トロピカルパフェ事件/米澤穂信（短編集?）
　ライトなタッチのミステリー。司書の先生に薦められた「春期限定いちごタルト事件」（後述）が結構面白かったのでその続編にあたるこれも読むことに。
　ライトノベルとかそういうのはあんまり好きじゃないんですけど、これは面白かった。特にトリックの部分。壮大です。
　京都大学推理小説研究会の2007年度ミステリランキング（国内編）第7位にも輝いてます。

2.羊をめぐる冒険/村上春樹
　羊三部作の3作目。羊をめぐる冒険に出た後はテンポが良くてページを送るスピードも速くなります。
　しかし、それまでがちょっとなー……。普通に読む分には面白いし、考えさせられるんだけどね。。

3.クリスマス・イヴ/赤川次郎
　図書室のクリスマス本コーナー(?)に並んでいたのを見つけて、読んでみることに。
　赤川次郎の本は読んだことがなかったから、というのも理由の1つ。
　この本は、なんというか、ミステリーなのに爽やか、って言えばいいのかな。
　1つだけこれはないだろと突っ込みたくなる部分がありましたけども、これだけ沢山の登場人物を扱える赤川次郎は凄い。本当に。

4.1973年のピンボール/村上春樹
　羊三部作の2作目。「僕」の物語と「鼠」の物語が進行。
　「僕」の章に出てくる、トレーナーの胸にプリントされた数字でしか見分けがつかない双子の女の子が好きです。

5.中国行きのスロウ・ボート/村上春樹（短編集）
　印象に残ってるのは「貧乏な叔母さんの話」と「午後の最後の芝生」。
　短編集は少ない時間で読めちゃうのが嬉しいです。読んでください。

6.春期限定いちごタルト事件/米澤穂信（短編集）
　司書の先生に「軽めの短編ないすか?」と訊いたら本棚から抜き出して頂いた本。
　体言止めが多いとか、個人的に嫌いな要素もあったけど、負けたよ、面白かったです。

7.風の歌を聴け/村上春樹
　羊三部作の1作目、村上春樹のデビュー作。多分1回読んだだけでは理解できないんだと思う。また読むべきか。
　期待が大きかっただけにちょっとショック。……これは自分の読解力が足りないせいなんだろう、きっと。。
　読んでみて、これは小説なのか? という疑問を持った人は、俺と一緒です。



……とりあえず「面白かった」と言っておけば何とかなるのです。
今月も春樹を中心に読みました。今も春樹の「国境の南、太陽の西」を読み進めています。

……はい。こんな感じでいかがでしょ。
えーとちなみに、24シーズン1は第13話まで見終わりました。