長い付き合いの中で
初めての経験だった
あまりにも
そっけない彼の態度
毎日くれた
朝の
もパッタリと
途絶えてしまった
は普通に来るけれど内容がなんか
いつもと違うの
2ヶ月前から
彼のお父さんの容態が悪くなり
異常行動もみられた為に精神科の病院に入院になった
それまで毎日お父さんの面倒をずっとみてきた彼は
入院させたくない様子だったけど
このままでは介護者である彼が倒れてしまうと説得され同意した
入院になってからは
至って普通に過ごしていた感じだったから
「早く面会に行けるようになるといいね」っと話していた
その思いも叶い
GWには面会も出来たらしい
「おやじ、随分落ち着いてきたよ」と話している彼は嬉しそうだった
なのに
その頃から
「なんだか人の声が聞こえるんだ」
と言い出した
最初は亡くなったお姉さんが見守ってくれてるんだよっと受け答えしてたんだけど
日を追う事に
休みの日でも連絡がこなくなり
心配していると
頭痛で寝ていたという
もともと凄い頭痛持ちで強い薬を持ち歩いてる人だ
酷い時は救急車を呼ばなければならない時だってある
そして
この週末は私がいくら
をしても
そっけない返事ばかりになってしまった
訳が解らない私は
当然嫌われたものと察しそれが恐ろしくて
ちゃんと聞けずにいた
こうなったのは
元を正せば…
なんて
思うのは
逃げてるのかな?
本当は
自分が一番
判ってる筈
だけれど
それを認めたくないから
他人や
環境のせいにして
仕方がないと
言い聞かせる
でもね
本当は
ちゃんと
認めてるんだよね
自分自身の問題って
どっか
逃げ道を作っておかなきゃ苦しいから
自分が背負っているものを少しでも軽くしたくて言い訳をしてみる
そう
いつか背負いきれない日が来るんじゃないかと思ってるから
だから
時として明るく
なんでもないように
振る舞ってみたり
忘れたフリをする
人のせいにしても
環境のせいにしても
なんの解決にもならないの?
答えなんて
どこに糸口があるか
分かる筈ないよね
きっかけ
タイミング
それも大切なんだ
待つ
それもアリなのかも
全てにおいて
前向きにいられない
今の私
受け入れるのが
難しいよ
痛みが随分治まったので本格的に根本的な治療に挑もうと総合病院へ行ってきました
なんせ
初診だから
待つこと三時間
ねぇねぇ
待ってる間に
余計に具合悪くすると思う
この患者さんの多さと
待ち合い室の座り心地の悪い椅子
幸いだったのは
先生が
とても感じよかった事だね
ゆっくり話を
聴いてくれるから
きっと待ち時間も長いんだろうと
診察室で気づいた
一番気になるのは
神経麻痺おこしてるかもってって所で
この歩くと違和感のある感触が私も不安で仕方ない
何はともあれ
検査は来週
そのさきの事は
その時に考えよう
この先まだ
数十年付き合わなきゃいけないこの身体
今きちんと
治してしまわないと
必ず困る時期がくるの間違いないもんね
長い人生の間に
少し春休みを貰ったと思うようにして
なんとか気持ちも乗り越えたい
大丈夫
大丈夫
そう呪文を唱えながら