予想していた通り、あの数十分後汗だくになった私。
仕事も今日は忙しかった、とは言っても大抵いつも忙しいのだけど。
休憩時間に買った炭酸飲料。疲れた体に、程良い甘酸っぱさがしゅわっと染み込んだ。
「もしもし?遅くにすいません、」
そんな私の言葉に、先生はまるで寝起きのような声で答えた。その声から優しさは微塵も感じられない。
分かっていたのに、やっぱり切ない。でも、それでもいいと思ってしまう私は、きっと夏の暑さにやられてしまったのだろう。
まるで今日飲んだ炭酸飲料みたいに甘酸っぱい、叶わない恋。
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性 別 | 女性 |
系 統 | 硬派系 |
職 業 | 高校生 |