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白い夜

ぽつり ぽつり


確かにあった君との時間




データという形で

物理的に






また一つ 開いてみた


ここは



僕の悲鳴?






心の裏返しが溢れてる


君の前では笑顔で居られるように




気付いて下さい


もう







失いたくない

欲求


お前が居ない事が

こんなに





また一人の体になった

もっと

もっともっと

思いながら爪を噛んだ


僕は愛される自信が無いから求め過ぎて
君はいつも困った顔

君を信じられない訳じゃないんだ

言葉だって体だって
満たされているのだから



花火な季節


1ヶ月ぶりに会えたね



いい季節になってきたので花火しようぜ!って


一緒に居られるなら何だって楽しいさぁ

受け身じゃないのだ、時間は限られてるからね




買ったばかりの浴衣着て


少し道に迷って


一本ずつ


思い出に火を点けて



ピンク→ブルー→イエロー


僕らも日々変化していくよね



それが決して

悲しい道にそれないように




君がずっと


手を引いていて

Morning


むせ返るこの匂いに僕はきっと
キサと一緒に飛ぶのだろう




幾度か同じ夢を見て早朝
少し開いたままにしておいた窓は室内に風を運ぶ

まだ瞼を伏せて
夢の残り香を探しながら体温が戻るのを待つ


重い体は胃に何も受け付けないと主張するが、部屋に近付く足音はどうやらそれを許可してくれそうもない

子気味良いノック音に応えて僕は寝癖のままゆっくりとドアを開けた


「めっずらしい、自分から起きるなんて」


まあるく見開いたその瞳が、心底驚いたという彼女の表情に真実味を持たせる


「今日はロールパンしか無かったからスープちゃんと飲んでね、卵も切らしてるんだもの」


手間を掛けたとアピールする朝食は、なるほど良い匂いが漂う



現実の匂いだ


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