2013/6/15
Sat
18:26
ちょっとブレイクタイム
話題:みじかいの
思い付いたシーンを書いてみるもののものぐさがうさんはセリフの「」すら省略してしまうのでした。
以下本題
↓
おい、ガキ。死にそうだな
男は誰も気に止めないようなソレに声をかけた。
汚れた人形のように気持ち悪い目が男を見る。
お、なんだ、まだ声は届くのか
男は愉快そうに言った。
気持ち悪いソレは男を睨む。
不愉快、それを目で伝えている。
まぁ、そう睨みなさんなって。助けてやらんでもないぞ?
いらない。お前の助けなんていらない
嗄れた、精一杯の声。
ゼンマイがきしきし言うのに似ていた。
今度こそ男は声をあげて笑う。
お前いいな!
んぐっ
男は蓋を空けたペットボトルを無理矢理口へ突っ込む。
溢れた水が未発達な顎をびしょびしょと流れ、その下の胸を濡らした。
2・3食べ物が放り投げなれる。
食えよ
空腹に慣れた胃に刺激を受け、死にかけていた欲望が襲いかかる。
水で濡れた喉がゴクリと動いたのが本人にも男にもわかった。
***
ここまで。
お付き合いありがとうございました。(*´∇`*)
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