2015/1/15 Thu 18:45
烏の濡羽9

話題:連載創作小説

がうです。
雨が降ると朝暗いので時間を錯覚しそうになります。
あと単純に雨は濡れるから嫌い…。
眺めてるのは嫌いじゃないけど。
以下本文




「トクサ!いるでしょ、トクサ!!」

ドアを乱暴に叩く。
反応が無い。
試しに開けると、開いた。
気にせず入る。
トクサの部屋は知っている。
入ると部屋の隅でトクサが布団を被って震えていた。

「いったい何をしたの!!」

襟首を掴んで、トクサを無理矢理立たせる。
トクサは「ひぃ」と悲鳴を上げて顔を青くしていた。
この子が人を殺せるとは思わない。
そもそも仲は悪くないのだ。

「お願い!教えて!トクサ何か知ってるんでしょ!?」
「ごめんなさい、ごめんなさい!」

何を言ってもトクサは「ごめんなさい」を繰り返す。
私もそんなに余裕がない。
手を振りかぶった。



つづく
***
久々に食べ過ぎたらパンパンで痛いくらい。
でも幸せぇ笑
幸せの分腹に肉が…




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