コウと知り合ってから
ずっと言われ続けてることがある

『リアが飽きるまで一緒にいる』

これは私のことを想って言ってくれたこと
コウ自身、自分に言い聞かせてることでもある

人間、いつだって気が変わるかわからないもの
私の場合、性格上かなりの気分屋で
熱しやすく冷めやすい部分がある
コウははじめから見抜いていた

私も自分ではわかっていたし
だからこそ不倫なんてしようとは思わなかった

そんな中で
コウはそんな気分屋の私のことも
全て受け入れてくれた

『一瞬でも一時でもいい
 リアが一緒にいたいと思ってくれたなら
 その思いが冷めるまで一緒にいる
 もしこの先お別れすることになっても
 一生忘れられない存在だし
 リアに出逢えたこと自体に意味があると思ってる』

私がいつでもリアルに戻れるように
無理をさせないように
とても相手を想わないと言えないコトバだと思う

私もコウと出逢えたことに意味を感じてる
理由なんてどうでもいいんだ
少なくともお互い寄り添って必要とし合って
今を生きてる
生きられてる
生きてる意味を感じさせてくれる存在
私もコウも同じ想いだった


言葉だけじゃ言い表せないことばかり
【大好き、愛してる】
に置き換えるしかできないもどかしさ
ほんとはもっと伝えたいのに
お互い不器用だから
伝え方がわからないだけなんだよね

だから会ったら足りない分を補うの
目を見れば嘘なんかつけないから
全てがわかる
目の奥の
本当の気持ち
本気の気持ち

毎日大好きとありがとうを伝えて眠る
簡単なようで難しいこと
それがお互いが望んでいたことのひとつ
あたりまえのことが
全く出来なくなってたと実感したときの気持ちは
忘れないと思う