車の買取には印鑑証明が必要になります。
取引には実印を使うので、実印登録している市役所、もしくは役所の出先機関で、2枚用意しましょう。
ここ最近だと証明書発行サービスを扱っているコンビニもありますし、役所によっては自動の機械ですぐに発行できる場合もあります。
気を付けて頂きたいのは、一か月以内に発行された証明書でなければ受け付けられないことです。
取得日付のあまり古いものは使用できません。
これまで乗ってきて、愛着も少なくない車を売りに出す時には、多少なりとも高い金額で売りたいと思うものです。
ところで、その車が世間で人気のあるカラーであったとしたならば、業者で査定を受ける際、意外と良い値段になったりすることがよくあります。
車の人気色は流行があり、変わっていくものではあるものの、ブラックとホワイト、そしてシルバーなどは堅調で車史上いつの時代でも万人に受けが良い色で、根強い人気を誇ります。
車を購入する友人たちに聞くと、古い車はほぼ100%下取りに出しているようです。
たしかに手軽という点では下取りが最強ですが、愛車をたった1社に査定されるのは辛くないですか?売るほうの気持ちの問題もありますが、車のコンディションや年式によっては買取と下取り価格には大きな開きがあると思います。
僕は前に安く下取りに出して悔しい思いをしたので、今回は下取りと買取で競合させてみました。
すると買取業者のほうが高かったんです。
特に高額だった1社にきくと、ちょうどこの車を探しているお客さんがいるのだそうです。
30万円までは即日現金払いという業者さんだったので、引取りと同時に現金を貰い、下取りなしで車を購入。
月々のローンを軽減することができました。
ほんの1週間の時差で得するなら、そちらの方がいいですよね。
半分忘れ去られたようになって、もうすでに車検切れになっている中古車でも売却はできるのです。
しかしながら、すでに車検が切れてしまっている車が公道を走ることは禁止されていますから、自動車があるところまで出張してもらって査定を依頼する必要があるでしょう。
もう車検の期限が切れている車でも買い取りしてくれる店舗ならば、無料で車を取りに来てくれる店舗がほとんどだと言って良いでしょう。
補足すると、査定に出す前に車検を通すことはあまり意味がないので止めた方が無難です。
車検費用の方が実際には高くなってしまい、その割には査定金額にさほど反映されないため損をすることになるでしょう。
買取業者からの電話攻勢が毎日大量に来るのでストレスを感じることも多いでしょうが、一度に何店舗かの業者に見積もりを出してもらうことは自動車を高く売却するために大切です。
相場の知識がないと自分で業者と価格交渉する際に致命傷となりますし、沢山の買取業者から見積もりを集めるのが相場を知る一番の近道だからです。
すぐに決めてくれれば高く買取いたします、などの営業文句に半分騙されて即決してしまうのはいささか早急です。
大きな交渉事は焦らないことが、なるべく高く車を手放すことができる最良の方法なのです。