話題:地味に恥ずかしかったこと


一昔前、ちょっとしたクイズが流行ったことがありました。
普通の子はなぞなぞや引っかけ問題を出題しあって楽しんでいたのですが、わたしや先輩、そして親友は流行に逆らって一般的なクイズを出題しあってました。


親友「お前らってさ、頭いいのに一般常識から掛け離れてるよな」


先輩「全てにおいて我流なんだよ。雲のように、風のようにね!!」


わたし「掴み所が無いですね……」


親友「いや、お前も掴み所無いけどな」


わたし「なんだ!?貧乳って意味か!?」


親友「なんでそうなるんだ……」


さすがに掴めるくらいあるわ!と思いつつ、整った形をした先輩の胸の膨らみを見る。
……なんでこんなに差があるんだろう。
断崖絶壁。まな板。下敷き。様々な自虐的単語を脳内でひしめかせながら、わたしは涙目になっていました。


親友「とりあえず、一般常識のクイズ出すわ」


わたし「なんだよ。わたしがデリケートな悩みを抱えている最中に失礼な奴だな」


先輩「ノイズちゃん、何か悩み抱えてんの?」


わたし「はい。貧乳が悩みです」


先輩「胸おっきくても、あんまり良いことないよ?」


わたし「……」


再び涙目になるわたし。


親友「あー、とりあえずクイズ出すから大人しくしてろ」


先輩「かかってこい!」


わたし「もうなんでもいいよ……」


そんなこんなでクイズを出題されるわたしたち。

問1

親友「棚からぼたもちの意味は?」


先輩「頭上注意」


わたし「落石注意」


親友「お前ら……」


問2


親友「犬も歩けば棒に当たるの意味は?」


先輩「暇だったんだろ」


わたし「わたしもたまに電柱にぶつかるから、不思議なフィーリングを感じる」


親友「……」



問3


親友「1+1は?」


わたし「馬鹿にしてるだろ」


先輩「わたしとノイズちゃんが組み合わされたら、1+1でも無限になるよ!」


親友「素晴らしい答えだけど一般的には通用しないな」



まあ、こんな感じなことが多々続き、何故かわたしは天然呼ばわりされることになりました。
わたしは天然ではない!人工だ!


追記にて拍手コメントにお返事。
一時的放置してたり、更新できなかったりで本当に申し訳ありません……。