呟

泣いたって
誰も救えない


そんなたいそうな心もないけど


すべて奪ったぼくたちは
赦されない


想って泣く
ただそれだけ


なにも変わらない



罪悪感だけの汚い涙だ

時折思い出して

罪悪感を感じるなんて

その考えだけでも偽善



でも思考するだけなら
それに至らないほうが
とても楽だってこと


でもたどりついて
想像して
ぼくは償えない
そんな気もない


ただただもっと至らなかったぼくを哀れんで
訪れなかった結末を嘆くだけ



そんなことはないかもしれない
けど
たぶんそうなんだろうという確信






離れていったすべてが
溢れるように
元には戻らない

おちないように

おちないように


堕ちないように
思考を閉め出して
ふつうを演じてる

そんな気分


それにはなりきれないのに


ぼくはぼくでいいんだと
そう思いながら

否定して生きている


矛盾


ぼくのこころを守っているつもりなんだけど
しらないところで
ぼくが
泣いてるみたい

変わんないせいしんえいせい


なにしたいの
ここで
とかどうでもいいよね
ぼくは
あー

だめだ
むり


なんで明日がくるの
こんなこと書いてたってぼくには99.%明日が来るんだ
あーしあわせだろ
はは
あーむり

人のせいにして
楽だって

そう生きれたらな





いつもどこかでぼくじゃないもののせいにするくせに
それを卑怯だとは思うんだ


全然楽になんて慣れない　はは






昨日の夜は
どんな遺書を書いてどんなふうに死んでどうやって発見してもらうかを
考えてた


泣いて
でも気づいたら寝てて
朝起きて
仕事に行った




そんなにんげん