わたし、バカみたい
すきにならにようにして、
すきじゃないと思ってて
でも、なにかしらのコンタクトを喜んだり、
うれしく感じているわたしがいて、
信じてない、と思っていてもいつのまにか信じていて、
わたしのことすきじゃないに決まってるのに、
相手は数ヶ月前までホストしていたし、
4年もしていた筋金入りのホストで
わたしみたいな女を簡単にその気にさせることができるんだって
いつの間にか忘れてた。
騙されたんじゃない、信じてないから、なんて
騙されてもない、裏切られるなんてない、
だって奏くんとわたしの間には違える約束なんて何一つ、ありえないもの。
そう思っていたのに、むちゃくちゃ痛いんですけど。
すっごく、痛いんですけど。
斬られるとわかっていても、殴られるとわかっていても、
痛いものは痛いんだって。。。
実は他にお客さんと会っていたら、彼女がいたら、
嘘ついてキャバ行ってたら、
悲しいものは悲しいし、
悔しいものは悔しい。
むかつくものはむかつく。
欲しいものは欲しいんだって。
ばかみたいに駄々をこねても・・・。
奏くんが欲しがる女じゃないくせに。
需要と供給が成り立ってないよ。ちっとも。
不在着信が一分の間に9件になっちゃった。
どうしよ。