話題:アイドルマスター
響「掘る感覚を取り戻させるって、具体的にどうするんだ
」
真美「ゆきぴょんに穴を掘らせる」
響「…いや、だから掘れないから困ってるんでしょ
」
真美「ゆきぴょんが穴を掘らなきゃならないようなピンチになればいいんだよ。そうすれば眠っていた力が覚醒するはずだよ」
グリP「漫画とかで危機的状況に陥った時によくあるパターンだが、そう上手くいくか
」
紗代子「そもそも、雪歩さんをどうやってピンチにさせるの
」
春香「え〜と……犬に吠えられるとか
」
真「でも、ここにはいぬ美しかいないし、いぬ美はそんなに吠えないもんね
」
響「うん。人懐っこいしね」
春香「見知らぬ男の人達に取り囲まれる」
紗代子「それ雪歩さんじゃなくても怖いと思います…」
グリP「穴掘るよりその場から逃げ出すわな」
春香「男子校で営業」
グリP「雪歩にとっては地獄でしかないような…」
真「春香、雪歩になにか恨みでもあるの…
」
春香「そんなことないよ
ただ雪歩にとってピンチな状況はどんなかなって
」
真美「なかなか難しいねぇ」
響「簡単だって言ったの真美だぞ」
真美「技マシ○があれば簡単に覚えさせられるのに」
グリP「いや、雪歩はすでに覚えている。いまはPPが0で技が使えない状態だ。必要なのはピーピーエイダーだ」
真美「あ、そっか。さすが兄ちゃん」
真「2人とも、真面目に考えてよ…」
瑞希「埋めてあげればいいと思います」
一同『
』
瑞希「そんなに驚かなくても…ちょっと傷つきました…」
春香「あぁ、ごめんね瑞希ちゃん
あまりにも突然だったから
」
響「瑞希まで雪歩みたいになったら大変だぞ
」
瑞希「事務所に来たら、なにやら皆さんが難しい顔をしていたので、声をかけるのを躊躇しました。何事かと思って会話を聞いていましたが、大体の事情は理解しました。あと盗み聞きについては謝ります」
グリP「別にそれは構わないが、埋めてあげれるっていうのはどういうことだ
」
瑞希「プロデューサーは、雪歩さんが穴を掘ることで発散していると思っているようですが、それは違います」
グリP「え
」
瑞希「雪歩さんは、掘った穴に埋まる…入ることによって外界から自分を遮断し、気持ちを落ち着かせているのです。つまり、皆さんで穴を掘って、そこに雪歩さんを埋まてあげれば、とりあえず現在の雪歩さんを回復させることができます」
真「な、なるほど」
紗代子「穴が掘れないことではなく、掘った穴に埋まることができなかったことが問題だったのね」
響「すごいぞ瑞希
」
瑞希「えっへん」
真美「よ〜し、そうとわかれば早速ゆきぴょんのために掘ろうよ
」
「「おぉ〜
」」
春香「……どこに
」
真「事務所の床は…ダメですよね
」
グリP「ダメ…というのは勿論だが、掘れるか
」
真美「ショベルカーでもなきゃムリっしょー」
紗代子「近くの公園とか、穴を掘れるような場所は…」
春香「アイドルたちが公園で必死に穴を掘る光景…」
真美「珍百景登録まちがいなしだね」
グリP「登録されても構わん
雪歩の、仲間のために力を合わせるのが765プロだ
登録が怖くて穴が掘れるか。俺はプロデューサーだ…穴掘りプロデューサーだ
」
響「なんだかよくわからないけど、プロデューサーが燃えている…
」
真美「言ってることはあんまり格好よくないけど…。あと、どこかで聞いたことあるような台詞…」
春香「キャラクターデザインとか同じだしね」
真「言われてもわからないよ、多分…」