ジャニー喜多川氏の「痕跡なくす」動き加速 ギネス削除に続き、レコ大も賞取り消し

10/13(金) 21:46配信
東スポWEB

 ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、日本作曲家協会は13日、2019年の「第61回日本レコード大賞」でジャニー氏に贈った特別音楽文化賞を取り消したことを明らかにした。

 一連の性加害問題が理由で、すでにジャニーズ事務所側に通知。協会の公式サイトの記録からも削除した。同賞は19年7月に亡くなったジャニー氏の音楽界への貢献を顕彰するため贈られた。

 9月にはギネスワールドレコーズがジャニー氏の記録を公式サイトから削除。ジャニー氏は2011年に「1974〜2010年に計232曲のナンバーワンヒット曲を生んだ」などとして、ギネスブック12年版で世界記録が認定されていた。

 ギネス側の規定で記録そのものは抹消されていないが、公式サイトから削除されたということは「表には出せない」ということだろう。

 藤島ジュリー景子氏は10月2日の記者会見に手紙を寄せ「ジャニー喜多川の痕跡をこの世から一切なくしたいと思います」と明言。今月17日に社名を「SMILE―UP.」に変更し、都内の本社ビルから「Johnny&Associates」の看板を撤去した。

 また「関ジャニ∞」や「ジャニーズWEST」、嵐・二宮和也らのユーチューブチャンネル「ジャにのちゃんねる」も近日中に名称変更する。

 もはや「ジャニー喜多川」の名前は完全に黒歴史となった。