テレビで質屋に持ち込んでさあいくら?みたいなコーナーをやっていて、その中で備前長船じゃなかろうかという刀を持ち込んだ人がおりまして。結局それは別物だったんですが。
したら母親が言いだしたのは、そういえば自分の家(祖父母の家)には昔、小柄があったとか。
小柄ってあれですね。小刀というか、打刀のお供というか小さいあれ。
どっかに飾ってたの?と聞いたら、そんなわけないと一蹴。どうもいわくつきだったらしいです。そのいわくが何なのか、どこで手に入れたものかはわからないらしいですが、とにかくいつも隠すようにしまっていて、子供たちには絶対近寄るなと言っていたようで。更には話題にのぼることも禁じられていたらしいとな。祖母が警察に持っていくなりして処分したんじゃないかと言ってましたが、 そういえばどこにいったんだろうなという感じらしい。何だったんだろうな。
祖母が亡くなってからこっち、どうもいろいろな記憶の蓋が外れたのか何なのか、母親が話してくれるんですが、どうしてそれをばあちゃんが生きている時に言わんかったな話ばかりでねえ…。真相が闇の中すぎて据わりが悪い。
でも、ばあちゃんが生きていた時に聞いても、この話ばかりは答えてくれなかったかもなあという気がします。
話題:140文字小説に挑戦!
35.
面倒見はよくないとは自戒を込めた分析ではなく、単なる自己評価にすぎなかった。桂は掌で蹲る毛玉を前にその言葉を思い出す。怪我をした小さな体には桂がした包帯が巻いてある。温かな毛玉はつと桂を見上げ、とてとてと腕を伝って耳元に体を摺り寄せた。自己評価をちょっとは改めても、いいだろうか。
指定内容
→かんなは、文中に『耳元』を入れて【感謝】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
shindanmaker.com
まーお久しぶりで。
●機械仕掛けのアマーティア
→「Piece12」更新
nanos.jp
来年あたり十周年になるようなので、何かしたいと思っても思いつくのはワンパターンなものばかり。
というわけで、他力本願します。「これをやりなはれや!」というようなものがありましたら、ぽちっと教えていただけると嬉しいです。 過去にやったものでも「これがいい」というものがありましたら、それも教えていただけると参考になります。
期間は決めていません。とりあえずまったり募集します。
nanos.jp
ほんと何すれば面白げか……