そう言えば 何時もそんな事を考えていた様に思う
自分の進む道を探しながら 何故か違うと
そうなんだ 何処に居てもそんな事ばかり気にしていた
投げ棄てたはずの想いが ふつふつとよみがえりはしないかと
そうなった時に いったいどんなリアクションをするのだろう
過ぎ行く刻の間に 自分の影がせせら笑っている
リアルな幸せの向こう側に あいまいな夢が空に向かって行った

        閑話休題

未だ棄てきらなかった想いが
     本当に得たかった幸せの片隅で
          「僕はここだよ」と自己主張をする

両方共 手に入れられれば良かったのに
          僕には その力が無かった

                                1993/Jan/15




話題:散文