愛犬 みるきーが
12月9日に天国にいきました
白くて毛並みのいいシーズー
ぬいぐるみみたいな子で
どこかとぼけてて
メスって忘れるほどのたくましさで
でもひたすら真っ直ぐな眼をしてて
実はまりあより甘えん坊やったね
寂しがり屋さんやったね
でもいいこやったね
病気したときも部屋のすみっこの方で
震えてた
誰かに甘えるでもなく一人で死を受け止めようとしてた
幸い ギリギリのとこで助かって
でも 膀胱の病気やったから
垂れ流しの状態になっちゃって
だから人前に出ることもあんまりなくなって
布団にも入れてもらえんくて
寂しい思いいっぱいしたね
まりあばっかりかわいがられてたから
まりあの仕草とかまねして
それでもひがむことなくまりあのあとをついて回ってたね
ゴミ箱倒して中身あさったり
餌 食い散らかしたり
ベランダの柵から顔だしてワンワン吠えたり
ハチを素手でやっつけたり
階段降りられんように柵とかしてたのに
それら全て壊して何回も一階に降りてきて
みんなを唖然とさせたこともあったね
トリマーにいってもわけわからん毛糸の首輪つけられたり
バンダナ巻かれたり
(一方 まりあはお姫様みたいなリボンつけられてる)
女の子らしからぬアクセサリーつけて帰ってきてたね 笑
たまにお布団入れてもらえたりとか
一階に降ろしてもらえたときなんかは
嬉しそうにして
おしっこもらしてたね 笑
もうソファーの上でうずくまって寝息をたてる
あのあたたかな体にふれることはもうないんやね
学校行く前 仕事行く朝に
みるちゃんって呼び掛けて
眠そうな糸目でこっちを見てくれることはもうないんやね
寝る部屋の透けガラスの引き戸の前で
うっすらぼやけるあの白い姿はもう目に写らない
のそのそ後ろをついてきたり
食べ物を獣のような俊敏さで奪い取ったり
ぽっぽぽっぽ鳴いたりぶーぶー鼻鳴らしたり
あの優しく真っ直ぐな目が見てくれる日も
ふわふわな体を抱きしめることももうないんやね
最期を迎えたみるちゃんの体は
固くて哀しくて手が震えた
何年かぶりに声を出して泣いた
いつもみたくぐっすり眠るかのような顔で
だけどいつもと違うみるちゃんでようやくそこで受け止められてまた泣けて
これ書いてるいまも泣いてるけど 笑
沢山の思い出ありがとう
天国でおいしいもんいっぱいたべて
思いっきりはしゃいでおいで
しばらくして会えたそのときは優しく抱きしめさせてね