俺、詩人じゃないけど“詩”について思う事を書きますね。

俺の場合、詩を書く事はマスをかく事と同じであります。

脳内に溜まった感情や分泌物を外に放出する作業です。

要は言葉にして気持ちの整理を図る、ああスッキリした、みたいな。

大概詩が浮かぶ時は、悲観的な気分になっている事が多いんですよ。

人の脳って、何か精神的苦痛を感じると、ドーパミン(エンドルフィンだっけ?)っていう脳内麻薬が大量に分泌されて、その苦痛を面に表現して発散しようとするんですって。

芸術に全く興味のなかったとある人が、事故だか病気だかの後遺症で脳内麻薬が異常に分泌されるようになり、何かを表現していないと居ても立ってもいられなくなって、いきなり絵画や彫刻に目覚めてしまった…何ていう事例もあります。

芸術家や表現者に悲観的な人が多いのは、そういった事柄も関係してるのかもしれない。


いや、自分は表現者としては底辺を超えた深淵に居る状態なんですけどね。



でも、例え良い表現が出来たとしても脳内麻薬中毒にはなりたくないなぁ…