A ragged cloth

2009-07-27 22:02

それ以上は 言わんといてや
手紙に書いて 渡した通りや
これ以上は 言わせんといてや
なぁ　いい加減伝わらへんの？



いつからやったっけ？
『心配やねん 無理せんといて』
ってうちがゆうとな
『余裕やから 大丈夫やで』
ってあんたはゆうねん
今でも変わらんな

大事な友達やねんで 分かってや
気ぃ使われたないねん

疲れたなら疲れたて いぃや
気ぃ回したないねん



それ以上は 言わんといてや
手紙に書いて 渡した通りや
これ以上は 言わせんといてや
なぁ　いい加減伝わったやろ？



ほなな もう少し言うわ
『離れたない 今でも好きなんよ』
って泣くあの子とな
『好きやから 待てるだけ待つわ』
って笑う うちにな
優しいあんたは迷っとるやんか？

大事な友達や思うなら 言うてや
困らせたいんちゃうわ

本当の気持ちきちんと 見つけや
どんな時も幸せ願ったるわ


ほんまにな
これ以上は 言わせんといてや
気持ち溢れて しまうやん
それ以上は 言わんといてや
なぁ　いい加減伝わっとるやろ？


今以上は 望んでへんわ
誰かの気持ち壊れてまうやんか
でもたまには 嘘くらいついてや
それが本当の
『友達やねん』な

2009-07-27 22:04

やわい決意 安易な期待
性懲りもなく 繰り返す

× − なんて良く解んないけど
賭けして 何が悪いの？

手探りで 触れた物掴んでも
この手の中 すり抜けていくだけ




満点だったら ご褒美が欲しいよ
思想だって問い掛けずにいるし

満天の星が キラキラ輝いてるよ
理想なんて追いかけずにいるから


「待って」とか「一人は淋しい」なんて
期待外れも甚だしいと分かってるから

何も 返事もない
それこそが
忙しいという口実で導かれる
最後の回答なのかな

2009-07-31 03:44

広くて暗い部屋で
長い長い一人の時間

また今日も 遅いのかな

外を眺めてみたり
寝転がってみたり

ふと足音が聞こえると
玄関のドアが開くのを
しっぽ振って待ってる僕



帰ってくると一番に
抱きしめてくれるよね

眠る時はいつだって
背中を撫でてくれるよね

でも
あの人みたいには
愛してくれない

だって僕は 犬だから



いつも同じ散歩道
短い短い二人の時間

あれ今日は 行かないのかな

じゃれついてみたり
噛みついてみたり

いつものように名前を呼んでよ
君の声が聞こえてくるのを
ただ隣で待ってる僕



帰ってくると一番に
抱きしめてくれたよね

眠る時はいつだって
背中を撫でてくれたよね

でも
僕は今あの人と同じ
何もしてあげられない

ごめんね僕が 犬だから

2009-07-26 17:31

その日はいつものように
ぼんやりと白い月を見ていたの
貴方から電話が来るなんて 思ってもなかったの

少し酔っぱらった声も
お気に入りのblack coffeeみたいだったね

断る理由なんて 見つからなかった


二番目に欲しい物手に入れて いつか
一番愛した貴方に見せたいよ だけど
今はまだReplicaの夢でいい



どうにもならない事に
すがって生きるくらいなら 私は
我が儘に 貪欲に生きるわ
だけど

今はまだReplicaのままでいい