今日は不思議な夢を見ました。
舞台は研究所と一体化した学校。
そこで序盤から不動博士と出会いました。
何かよく分からない機械を直してる蟹パパに、「手伝いましょうか?」と私が声をかける事で仲良くなります。
私は学生で、不動博士は研究しながら教師として教鞭を奮ってるそうです。教科は科学。
「遊星という息子がいてね。ちょうど君と同じクラスだよ」
「あ!遊星なら友達です!」
そんな話の流れで、私はどうやら遊星の友達らしいです。
まぁ夢ならではの都合いい設定ですな。
「最近は研究が忙しくて遊星ともろくに話が出来ていないんだ…」
どうにも息子さんとのコミュニケーションが取れない事が悩みらしい蟹パパ。
というか、仲良くなったばかりの学生に家族の事情まで相談するのか不動博士…っ(苦笑)
そこでいきなり場面が変わって、廊下を歩いていると…
「ちょうど良かった。これを君にあげるよ」
不動博士より何かのチケットを5枚渡されます。
遊星と一緒に行くといいよと笑顔で言う不動博士に、私は「どうせなら一緒に行きましょうよ」と逆に誘いました。
「遊星と最近話せてなかったんなら、これを機会に話せるじゃないですか」
「うーん…でもあまり気が乗らないなぁ」
「駄目ですよ!当日も渋ってるようなら、遊星に力づくでも引きずって来させますからね!力じゃ遊星には敵わないんですから!」
何故か息子>父親の図式が出来上がってたり。
無理矢理不動博士を納得させて、とりあえず向かったのは遊星のところ。
「遊星、遊星!これ遊星のお父さんから貰ったから行こう!」
「チケット…?ああ、構わない」
「私とお父さんと遊星と…残りの二枚はまだ誰を誘うのか決めてないんだけど…」
「……父さん?」
複雑そうな顔をして黙り込む遊星。
「それなら、俺は行かない方がいいんじゃないか…?」
「え、何で?」
「前に話していただろう」
「前…?何か言ったっけ?」
全くもって記憶にない。
そもそも今回の夢で遊星に会ったのは、これが始めてだし。
内心汗かきながら尋ねると、遊星は若干不機嫌そうにチケットを指先で遊ばせて口を開く。
「父さんを呼んで一緒に話がしたいと言っていた」
「そ、それは遊星のお父さんが最近遊星との会話が少ないって言ってたから、部屋に呼んで親子で話す場を設けようって事で…っ」
「……そうなのか?」
「そうそう!」
何故こんなにも必死に誤解を解かねばいけないのか分からないけど、夢の中なのに全力で遊星を説得してました。
そして、やっと遊星が分かってくれて「じゃあ行く」と頷いた所で目が覚めました。
何あれ。
遊星のあの態度はヤキモチですか…!?
何故起きちゃったんだよ!上手くいけば蟹親子とデートだったのに!
うぅ…勿体無い…