最近の澄んだ青空と秋風を思わせる涼しげな風に、夏の終わりを感じるこの頃です。
話題:夏の終わりに思う事
高校生以来初、彼氏のいない夏。思い出もつくれず終わりました。
彼氏が欲しいと思っても、やはり出会いがないのはどうしようもなく、いないならいないで生きて行けるさ、考えないのが一番と開き直って過ごしています。
世間一般的に学生さんは夏休みが終わる時期ですね。学校という世間から解放されたが故に起こる問題がいくつか…。
ツイッターやらで暴かれる常識はずれな行動もそうですが。
多いんですよ、夏休みにハメを外したばかりに妊娠しちゃって手術希望の学生が。
なんだかもう、14、5歳の中絶希望にも慣れてしまいました。
夏休みが関係してるかはわかりませんが。夏休み期間というのは学校という小さな世間に守られない環境であり、一見自由かとも思えるけれど自分達で判断しなければいけないという責任があること。
分からないんでしょうね…そうやって自分達が全ての責任を負える歳になってから気付くんです。「大人になった気がしてたけど子供だったな」と。
中絶希望の患者さんの中には、いろいろな事情が〜とかいう方が多いですが、私が思うに。
中学生だろうが40才超えた年齢的には大人であろうが、性行為を快楽でしか考えられない無責任が産んだ結果でしかないと。
複雑だと思っているのは本人だけです、シンプルなことは「自業自得」の一言です。
(もちろん性被害にあわれた方や母体胎児にやむを得ない理由があった方をのぞきます)
未成年は必ず保護者の同意が必要になります。例え自分達が快楽に溺れた結果手術になったとしてもそれは親の責任なんですよね。
成人していて自分達で責任がとれる歳だとしても、失った命に対しては誰一人責任なんてとれません。
学生のうちに手術をする子達は親になったとき、何を思うのでしょうか。
そしてこの子達の親はどんな心境で同意書にサインをするのでしょうか。
いま手術をする子達は最後の生理が7月頭。夏休み中に自由を履き違えた学生達がやってくるのは当分終わりそうにもありません。
どうかこの子達がする経験が、決して無駄な経験になりませんように。命について学んでくれますように。
一夏の恋や一夏の経験だなんて、綺麗な言葉で誤魔化さないで。
このブログの話題書きでも避妊失敗したーとか、彼氏がゴム外してたーとかって記事をよく見かけ、眉をひそめることが多々あります。
そして白さんの記事に衝撃を受けたのでコメントさせていただきます。
はめを外して妊娠し中絶なんて…本当に衝撃です。
知識がないのか命を軽く考えているのか…。
わたしも看護師をしていたので命についてはいろいろ考えるので若者たちの軽率な行動に違和感を覚えます。
しかし白さんはそんな患者さんにも接っさないといけないから大変だと思います。
また遊びに越させていただきますのでよろしくお願いします(*´∀`)
お返事遅くなりすみません、コメントありがとうございます。
季節的に学生のアフターピルやら妊娠継続を希望しない相談やらが多いですが、これは学生に限ったことじゃないのも確かで。年齢的にはいい大人と言われる方々の無責任な性行為も多いです。そして悲しいかな医療者の中絶も意外と多くて、私はいろいろと考えてしまうことがあります。
中絶希望の方からは「避妊に対して知識がなかった」や「考えが甘かった」なんて言葉を聞きますが、医療者でこの言葉は「ふざけるな」と言いたくなります。
男女問わずどの年齢どの世代、どんな職業に対しても、命はなんたるかと、避妊についての正しい知識を持ってもらいたいと思うものです。
こんな産婦人科で働く看護師のぼやきでよければまた遊びにいらしてください♪