土曜日は学校で弁護士さんの公演があったんですけど、ご飯食べてたら普通に遅刻する時間になってしまったので、スッパリ全部を諦めました。
あーあ、東京で海外を相手取ってバリバリ活躍してるベテラン弁護士の話、聞きたかったのになぁ。
ま、部屋コーデの参考例でも調べとくか。
そんなわけで、予定より随分遅れた4時半位に家を出て、神戸方面へ。
公演のほかにも用事はあったのです。
そう、今夜は僕が所属するダンスサークルのクラブイベントなのです!
さて、クラブに入ると、そこは外とは全くの別世界でした。赤青黄色が入り乱れる照明、爆音のなかに等間隔で刻まれるビート。ここはダンサーたちの住処です。
今夜このクラブはウチのサークルで貸し切っていて、新歓のときみたいに舞台でショーケースが行われます。サークルに新しく入ってきた生徒の歓迎会みたいなものですね。
しばらくするとフロアの照明が落ち、舞台が妖しく照らし出されました。ショーケースの始まりです。
なんていうかね、もう、格好いくて可愛いくてセクシーで、いろんな要素が盛りだくさんに詰まってましたね。
そのー、体の動きにメッセージみたいなものが表現されてるんですよね。で、激しいビートに乗ってそのメッセージが心臓に打ち込まれてくるんです。
僕が求めていた、頭で何も考えなくていい時間。
僕が探していた、体で全てを表現してゆく時間。
それが今ここにある。
幸せな空気に酔いしれました。
さて、DJタイムというものがありましてですねえ、ショーの合間の休憩時間とかに、フロアでみんなが踊るんです。
僕の目の前では2人の先輩の激アツなダンスバトルが繰り広げられていて(両者とも全国トップレベル)、ノリノリで観戦していたわけなんですが、バトルが終わった後、一方の先輩がこっちにテクテク歩いてきて、
先輩
『君ら全員一回生やろ?』
僕
『ハイそうです』
すると先輩は一回生を適当に4人集めて、唐突にこう言い放ちました。
先輩
『今から2対2のバトルや!』
!?
えええええ!?
僕なんてビギナーも甚だしいのに!!
先輩
『音を感じろ!』
そう言って、先輩は僕の背中を押してきました。ぼ、僕がトップバッターすかっ!
しかし、先輩たちが作り上げた、こののぼせるようなボルテージを冷ましてしまうわけにはゆきません。というより、その時の僕は最高潮に盛り上がっていて、恥ずかしさなんて感じる余地は微塵もありませんでした。僕がトップバッター。なんたる栄誉か。ほかの1回生の躊躇いなんてこの僕がぶち壊して、突破口を開いてやる!
マイケルばりの叫びを発して、サークルの中心に飛び込んでゆく僕。もちろん初心者だからマトモにゃ踊れやしない。
だから、ノリだけは負けてらんないんだ。
手の振りも首の振りも中途半端、足さばきも覚束ない。でも、音楽を体で受けて最高に楽しむことは僕にだってできるのです。
入れ替わり立ち替わり、バトルにつぐバトル。
そうするうちにサークルにはひとりふたりと人が増えてきて、最終的にはバトル形式じゃなくなって、一回生と上級生の入り混じった巨大なサークルに。
下手くそだろうが何だろうが、その中心で踊る気持ちよさといったら。
それこそ頭をいくらひねろうとも適当な言葉が出てこないような、ただただ体で感じて体で紡ぐ快感。
今ここにあるのは最高のグッドタイム。
次も絶対行かなきゃなるめえよ、です。
P.S.
今回のクラブイベントを語るにあたり、あの選手権のことを書かずにはいられませんよね。
3回生の女の人全員が参加する『い☆い☆女選手権』
司会の先輩いわく「簡単に言えば女の子が『脱ぐ』企画ショーでーす」とのことでしたが、まあそうはいってもたいして大胆にはならないだろうと僕は考えていたのです。
最初に出てきて踊ってたのが珍獣ハンターイモトのコスプレだった時点で「やっぱりこの程度だよなぁ」と僕は思ったわけで。
ところが。
次に出てきたのがメイドコス。はてな、可愛い。
さらにパジャマコス。やばいグッとくる。
続いてナースコス。太ももが危ないですっ
そしてランジェリーコス。ていうかコスじゃなくって普通に可愛い下着姿。いやいやいやいやっっ
もー大人の魅力が積算オーバーでマイサンに大クラッシュです。
大学生舐めてました。脱ぎ過ぎ。
すげえよ。
生きてて良かった。
P.S.2
・・・・という記事を5月あたりに書いていて、そのまま投稿のタイミングをずっと逃していたんですが、急遽タイミングとか無視で今日投稿することにしました。
なんで急いだのかっていうと、まさに明日、僕にとって初めてのショー出演があるんです!
まあ1回生の御披露目みたいなショーケースなんですけど、僕はもう楽しみで仕方ありません。
ああ、はやくみんなの前で躍りたい!
そして僕のことをカッコいいと思えばいいよ!
踊ってるときくらい、ナルシシズムに浸ったっていいよね?