いよいよ公開になった相棒の映画「X-DAY」を見に行ってきたので感想をば。
決定的なネタバレはしないつもりですが、一応下げますね。
ジャンプ感想は追記からです。
思い返せば第二弾は楽しみすぎて初日に見に行き、お陰さまでなんのネタバレも見ず「官房長ーーーーーッ!」と叫ぶことができたのですが、今回はちょっと遅れました。
いや…前作よりもさらにすっきりしない終わりでしたね!だって何も解決してな、いやしたけど、でも何かねえ!
とにかく個人的な萌え語りをば!
・「相棒」映画である!
とにかく伊丹さんと岩月さんの掛け合いがおもしろい!
この二人が相棒になる、それがこの話のメインテーマなんだろうと思います。
いやもうほんとに面白くて面白くて!場内でくすくす笑いが起きるのが楽しい。
そりが合わない二人を一緒の係にするために三浦さんがさらっと一役買っちゃうところがまたいいんですよ!
「いいんですか、あの二人」と心配する芹沢に、
「刑事ってのはなぁ、現場でわかりあうしかねぇんだよ!」ってー!細部間違ってると思いますが、これは間違いなく名台詞!
・神戸さん再び。右京さんと「相棒ホットライン」
卒業した神戸さんが一役買ってるのがこの映画でもほんとう楽しみなところでしたがそれがまぁなんと右京さんに電話するんですよ…!
金融がらみの事件だから元2課の右京さんなら解析できるだろう、という理屈でロンドンへ電話ですよ!お前ら仲いいな!
それが時差のことまで配慮して電話したつもりがサマータイム忘れてて1時間ずれちゃってたのがまず可愛いし。
「お言葉ですが」が聴けたのももうファンとしては感無量でしたー…!亀山さんはサルウィン行きっぱなしで面白くないんだぜ!こういう絡みは燃えます!
・アクション担当組織犯罪対策課、角田課長の策士っぷり
今回の派手なアクションシーンの一つが、やくざの事務所へのガサ入れ。
大木さんも小松さんも殴るわ蹴るわ跳ぶわ威圧するわの大活躍ですよ。大迫力。
その後角田課長は大河内監察官と臨時相棒で行動するわけですが、角田課長ったら策士!
監察官の迫力の尋問でも口を割らない相手を、なだめすかしおどしの絡み手で見事陥落させる手際ですよ!
「ここで話してくれたら、調書はそちらのいいようにできるかもしれませんよ?」ってきゃー!悪人!素敵ー!
今回は右京さん休暇中のせいで「暇か?」もパンダカップも登場できない代わりに、角田課長はいつもと違う面が目立った感じがしました。
・インパクトの札束シーン
「トランク一個であそこまでお札は舞わないだろうと思う人もいるでしょうが」と監督も言ってますが、確かにそうだしそこに至るまでの過程がちょっとわざとらしいとも思ったけどやっぱり一番インパクトがあるのが、舞い飛ぶお札に群がる狂気じみた群衆のシーン。やあ、怖い…!
その中を伊丹さんと岩月さんが走って被疑者を確保するわけですよ!
本当、お二人大変だろうなと思う走りっぷり…もちろん逃げてる人もですが!ていうか田口トモロヲさん足早くね!?
お札に群がる群衆の中、車の上も走りついに伊丹さんが確保したとこはその追跡劇を息をのんで見てた身としてはもちろん「やったー!」って思いましたが、追いついてやれやれといった感じで立ち止まる岩月さんがまたかっこいいんですよー!
お札にも人にも目をくれないことで、まるでスポットライトが当たったみたいに目立つんですよね、田中圭さんが。いやー印象的だった…
萌えたところはそのくらいかなぁ。他にもあったけどね!もう一回見たいね!
相変わらず有り得そうで怖い話です。これを描いてくれるから、相棒が好きなんだ。
「みんなが難しいと棚上げしてる問題」をとりあげているだけだ、という櫻井さんの言葉が胸に痛いです。だってわからないもの!悔しいけど!
でも怖いし、これから背負わなきゃいけない若者としては棚上げじゃだめだなあ、と反省しきりです。…いやでも難しいのは好きじゃないし、希望の嘘にすがりたくもなるよ。
あっと、おまけ。
今回のパンフレットがかっこよくてですね…!コミックスより少し大きいくらいの小冊子なんですよ!
映画のパンフレットといえば大きくて薄い冊子、というつまらない固定観念が吹き飛ばされまして、いや素敵だなー…て!
コメントも豪華だし、おすすめです。
…特に必見のコメントはもちろん、神保さんの『尊と一緒のシーンがなくて残念でしたが(笑)』ですよ。
神保さん、あんた…わかってるね…!←