話題:これから読む本

今年(2013年)の3月半ばに、少々遅れつつ出版された

『アンジェリク 完全版 4
〜ノートルダムの死刑囚〜』




スペインの魔女裁判も真っ青な裁判をフランスでもやった訳で、
アンジェリクの夫であるペイラック伯爵が【魔法使い】容疑で裁かれると言う お話です


丁度 スペインの魔女裁判も盛んな時期、ジュール・ミシュレの「魔女」の時代とも被る時期と、時代背景的には掴んでいます。








この巻以後 アンジェリクが、パリの暗黒街時代と宮廷に復活する頃
ブランヴィリエ侯爵夫人やモンテスパン侯爵夫人の毒薬事件や黒ミサ事件が起るので、
まだまだしっかり、中世の暗黒時代を引き摺っている時代でもあるのです。








3巻『王家の祝典』後半から、この4巻『ノートルダムの死刑囚』5巻『影と光』辺りは、
2巻『売られた花嫁』との明暗が激し過ぎて若い頃に読んだ時には、暗い気持ちになりました。


いまでも苦手な巻なので、流し読みになってしまいます。


裁判場面は、非常に興味深いのですけどね……


🍀『アンジェリク』関連でAmazon検索していたら、中田耕治氏の『ブランヴィリエ侯爵夫人』を見かけたので、そのうち入手したいと思っています。

最近 きちんとした本屋に行っていないので、中々 この手の本には出逢えないんですよね〜💦