話題:これから読む本




今回の内容は


・天狗騒動


・美食の果て

・信長春の夢 山中の猿

・大塩平八郎を追え

上記 4編。



この「よわむし同心信長」のシリーズは、

主人公の信藤長次郎(織田信長オタクの同心)が

御用探索中の事故後、脳内に戦国時代の覇者 織田信長が降臨!


その、織田信長のフォローで、事件を解決して行くという、

時代劇+SFチックなお話です


今回『信長春の夢 山中の猿』は中国古典も絡めてあって、

いつもと感じが異なっていましたが、それも面白いと思いました



タイトルから想像が付くと思いますが、「邯鄲(かんたん)の夢」ですね


時代的に、長篠の合戦後の織田信長の脳内に信藤長次郎が入るという、

いつもと反対のお話。

ゲームからアニメになった、『戦国BASARA 2』も評判になっている

いま、何とも心憎い内容です


そして、本の最初と最後に来る『大塩平八郎の乱』(1837年/天保8年)


年代を認識させ、物語の世界の時が流れているのをはっきりと感じました。



毎回、新刊が出る度に思うのは、

NHKの木曜日か金曜日の時代劇にならないかということ。

脚本・演出はぬかり無く、主人公はジャニーズ系ではなく……

きっと、面白いと思うのですが