話題:最近の新人について
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【それぞれのポジション】
(`ω´)
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【暗渠パイプ編】
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H社長(オペ)「オイ、Wっ。床(とこ)は、いくつだ?お前、何も言わねーけど、、ちょっと、深くねーかい?」
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Wくん(手元)「あ、、973です…。」
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H社長「973って、、丁張りから900だぞ!深いだろっ!あのな、アピールしろ!掘り過ぎです!とか、もうちょい!とか。」
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Wくん「…ハイ。」
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俺「Wくんさ、オペと会話のキャッチボールや、ゼスチャーを駆使しながら上手くやらねーと、床掘りが全然、進まねーぞ?…あと、その手前も深くねーか?ソコ、もう一回、計ってみ?」
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Wくん「……。956です。」
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H社長「オイ!しっかりしろ!遊びじゃねーんだぞ?パイプに勾配つけるんだぞ!これじゃ、床がガタガタだろ!」
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Wくん「……。」
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俺「……。あのな。Wくん、例えばな?床、900で決めたいワケだろ?いちいちスケール(巻尺)で一回、一回、計ってると手間だと思わない?だったらさ、ソコに落ちてる手頃の角材を900で計って、そこに鉛筆で印を付けとくんだよ。その棒で見てけば楽だろ?…あとな、900でオッケーの場所には、そこにある青いスプレーを、判るくらいで良いから少し吹いとくんだよ!そーすりゃ、そこの色の場所近辺は寸法、大丈夫って事だろ?そーやりながら前に掘り進んで行くんだよ!社長も重機、運転しながら青い印を見れば「あそこはオッケーか。」って、判るしさ。な?」
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H社長「そう!ある物は何でも使えよ!「使うな!」なんて言ってねーだろ?頭、使って機転、利かせろ!」
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Wくん「………ハイ。」
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俺「……あ、、社長、パイプとジョイント取りに行きながら、監督と次の埋設場所の位置の確認と写真、撮る位置、打ち合わせに行ってきます。ダンプの残土がいっぱいになる前にとりあえず戻りますんで。」
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H社長「アイヨー。頼んだワ。」
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俺「ハイ。」
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Wくん「…………。」
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※床→「床掘り」、今回の場合は暗渠パイプを据える為の掘り道の事。高さは丁張りから900ミリ
※残土→掘り出した土の事。ダンプに積んで置き場へ捨てに行く。今回、置き場は公園内の隅に設けた。
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前にも言ったが、、
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H社長がオペ(重機で掘削)
Wくんが手元(掘削した場所を微調整して高さに均す)
俺はこの時、H社長が重機でダンプに積んだ残土を捨てながら色々な段取りをやってた。
そして、手が空いた時はWくんに手元のコツを教えたりしてたんだ。
それと!H社長は…その気になればプラマイ10〜20_の誤差で重機を操れる玄人だ。
だが、あえて手元のWくんを鍛える為、彼の指示を重視しながら掘っていた。
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だが、Wくんはやる気が全くなく、「言われたからやる」みたいな感じで、何事も一向に上達しなかった。
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それと、丁張りから床掘りまでの寸法は、とりあえず理解してたが、じゃあパイプが入ると丁張りからパイプ上端まで幾つ?「…?」
更に砕石が入ると?「…??」みたいに、、寸法を理解する気も無く、、
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「まー、社長か一匹狼サンの、二人のどちらかが教えてくれるだろ。言われたらやって、その場がしのげれば良いや♪」
の発想だったし、、
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仕事に対する疑問、質問も一切、無かった。
まさに「ただ言われた事をやってるだけ。」
の世界、、。
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そして、この頃、、
もう一人の新人、「Dくん」は、、
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この公園内で違う監督と芝刈りをしていた。
彼は、その方向ばっか恨めしげに見てたっけ。
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更に、、彼は次第に、、
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こう思う様になる。
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「何で?俺ばっかり、手元なんだ?何で??俺ばかり怒られる?……一匹狼サンがダンプで残土を出す運転してる時も、俺は社長と一緒で、床掘りで色々と言われてさー。楽で良いよな〜。一匹狼サンは。運転してるだけじゃん。大体、なんで手元をやんねーんだ?」
と。
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そして、、
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事件は起こった!
(`ω´)
〜つづく〜
おはようございます^^
何回か読ませていただきましたが……
うーん(´-ω-`)
彼の指導はかなり難しそうですね。私も新人さん達個々の性格にあわせて指導したりしますが、彼のタイプは難しいと思います(悪口じゃないですよ、私もまだまだ未熟者ですし)
彼は現場での役割分担の重要性も理解できていないんでしょうか?
H社長さんも一匹狼さんも彼を重視して上手く育ててらっしゃるのに、それが彼に伝わってほしいなって感じました。
まず、言われた事だけ……の気持ちを捨てて自主性をどんどん出さないと成長は遅いんですよね。そして見て学ぶ(覚える)も必要ですよね。
頑張って下さいませWくん!
これからが事件の始まりなんですね(-""-;) 私のイヤな予感がハズレでありますように!
コメントありがとうございます
こんにちは
(*^_^*)
意見、ありがとうございます
いえいえ俺は今回の出来事や思った事の「真実」を純粋に、此処に残す為、書いています。
俺は、この話のスタートの時にも書きましたが、決して「負の感情を抱いたまま」記事にしてる訳ではないのですが、十人十色、考え方は人それぞれ、賛否両論は覚悟して書いています。
まだまだ、話は続いて行きます。