未来編(−2)をちらり。
あ、アンケート結果をまだ出していなかった。
また近日発表いたしますね。
「本当に1人で来たんだね、ケイチャン」
「ちゃん付けなんてやめてくださる?私、そんな年齢でもないの」
――――…某所。
対峙する白と藍色。
2人の手に武器はない。
口元に笑みを、瞳は鋭く。
「ウチのボスに手は出さないで」
「じゃあ、ボクのところに来てよ」
「冗談でしょう?」
わざとらしく嘲笑する藍色。
白は、口元に笑みを浮かべたまま眉を潜めた。
「君の大切なボンゴレを殺してもいいってこと?」
「殺す?馬鹿言わないで頂戴、貴方如きがウチのボスを殺せるとお思い?」
「じゃあ何でこの交渉に来たの?」
「誰よりも優しいのよ、あの子は」
誰よりも優しくて、誰よりも平和を願うボスに相応しくない、ボンゴレのボス。
藍色は小さく笑う、懐かしむように目を細めた。
「可愛い可愛い私の___。」
「ふうん」
「決めたのよ。護るものが増えたら、それだけ弱くなって苦しくなるものだけれど。」
「裏社会最強の藍の審判者がそれくらい出来なくてどうするの?」
藍色は微笑む。
誰よりも優しいファミリーを思って。
「かかってきなさい、貴方は私の審判で有罪になったのだから」
「偉そうな口は、今すぐ閉じてあげるよ」
「あら、この口調は元々なの」
『幼い審判者によろしくね』
―――――…勢いよく血が舞った。
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昔に考えた話をどうにかこうにかした結果。
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