怒られませんように

話題:絵本

今日ある場所で、『おこだでませんように』という絵本のことを知った。タイトルに一瞬「ん?どういう意味?」と思ったけど、怒られませんように、ということだと暫くしてわかった。

絵本の内容は、いつも怒られてばかりの男の子が、早くかけと怒られながら、覚えたてのひらがなで一番の願いごとを書く。おこだでませんように、と。
それを見た先生が泣きながら、男の子によくかけたね、と声をかけ、親御さんにこのことを電話で伝える。・・・みたいな内容だった。人が沢山いる中涙腺が完全に崩壊してしまって、マスクつけていて本当によかったと思った。男の子の健気さがつらい。上手に表現できない気持ちが生々しくて、つらすぎる。

この絵本は、小さい子にお母さんが寝る前に読んであげるものではない。というか、絵本は子供のためだけのものではない。大人にこそ読んでほしい本だなと思った。(宣伝ではないけれど・・・)小さい子供を持つ忙しいお父さんお母さんは、きっと自分が子供のころに感じていたであろう、あの気持ちを、思い出せるんじゃないだろうか。そうしたら、自分の子供に対する態度を少し考えることができるかもしれない。




でも最後の先生と親の態度は正直実際には無いと思う・・・また怒られそうだ。親なら、何であんなこと書いたの!悪い噂が立つじゃない!とか・・・・先生なら字の間違いを指摘したり、怒った自分を正当化したりするんじゃないのかな。謝るかな。いや、謝らんだろうし、仮にその時謝ったとしてもまた男の子が何かしたら怒るよ、彼の話も聞かないで、一方的に。

11/16 20:35
[日常]
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