prof:bkm:
30代/二次元/メンタル/お洒落
羽田圭介先生&レス
00:17 2015/8/9
話題:テレビについて

この間たまたま夜にテレビをつけていたら、マツコ・デラックスさんとナイナイの矢部浩之さんの「アウトデラックス」という番組がやっていました。何度か観た事があったのでそのまま流し観ていたら、突然デーモン小暮閣下のメイクをした男性がメタルを熱唱している映像が映ったんですね。何だこの人は!?と思い、身を乗り出してテレビに食いついていると、その人は先日芥川賞を受賞した作家の羽田圭介先生でした。わたしはこのところテレビも新聞紙もまともに見ないので、芥川賞受賞者といったらピースの又吉さんしか知りませんでした。

しかしこの羽田先生というのがとにかく面白い人なんです。日常生活を送るにあたって無駄を徹底的に省きたい性格らしく、合理的じゃない行動は一切とらないのだそう。女性アーティストの曲は聴いても自分がカラオケで歌えないから聴かない、スポーツ観戦も自分がプレイしない種目は観ない、オリンピックも自分が出るわけじゃないから興味がない。それらを全部「すげえ意味ねえなあと思って」という言葉でばっさばっさと切っていくんです。特に結婚している女性と会う事は極めて「結婚してる女と会っても意味ねえなあ」らしく、何度となく発言していらっしゃいました。ともすれば危うさとも取られかねない素直過ぎる性格なんですが、わたしはとても好感を持ったんですよね。うん、すごく面白い。

それで番組が終わった後、ネットで羽田先生の著作を調べてみたら、代表作に「黒冷水」と書いてあって。瞬間、あ!あの面白い作品を書いた人なんだ!と鳥肌が立ちました。「黒冷水」は高校生の頃に弟の友達から借りて読んだ事があるんです。中高生の兄弟がお互いに憎み合い家庭内ストーカーを繰り返す物語で、当時ものすごく衝撃を受けたんですよね。その時の記憶とテレビで観た羽田先生の姿が、点と点が一線で結ばれるみたいにピタッとはまり、感動すら覚えてしまいました。

なかなか最近は読書の時間をとれていなかったので、この機会に羽田先生の他の著書を手に取ってみようかなと思います。

ちなみに明日は弟と朝から夏の甲子園の中継を観る約束をしました。第一試合に出る早稲田実業の清宮幸太郎選手が、一年生にして怪物と呼ばれる注目株なのだそう。わたし自身野球部のマネージャー経験があり、甲子園球場にも何度か観戦しに行っていたほど昔は野球が好きでした。明日の試合、たのしみです。

……ってところまで一昨日書いて、昨日思いっきり朝寝坊しました。

拍手してくれた方々どうもありがとね。

>さのさんへ
ブログの更新はマイペースにやっていこうかなあと思います。待っててくださってありがとうございます。さのさんも心療内科へ行かれてるんですね。本当に先生ってすごいですよね、落ち込まないように患者とは一線を引いてるんでしょうか。わたしが先生の立場だったらずーっとメンタルな相談を受けてたら、落ち込んでしまいそうです。

>にまこさんへ
お久しぶりです。心配をかけてしまってごめんなさい。ブログを続けていく内に読者さんがとても増えて、読んでくださる人のためにはあまり憂鬱な気持ちになる記事は書かない方がいいのかなあと思うところがあって。いつも優しい言葉をかけてくれてどうもありがとう。

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