prof:bkm:
30代/二次元/メンタル/お洒落
母の涙
21:36 2014/11/6
話題:ちょっと聞いてほしい

とても悲しい。母を泣かせてしまった。さっき、心療内科で自立支援医療をすすめられた話をしたら、ご飯を口に運びながら鼻の下に指を当てだして。なるべく明るく報告したつもりだったけれど、母としてはまだやっぱり色々と受け入れがたいところがあるみたいだ。以前は「あなたが生きてくれたらそれだけでいい」とも言ってくれてそれは確かな気持ちだと思う。と同時に「なんでhow(が躁鬱病/学習障害)なんだろうね」と複雑な想いを抱くのもまた嘘のない気持ちなんだと思う。

母は、お医者さんがhowの行く末を導いてくれるといいね、と目を真っ赤にして言ってくれた。おかあさん水曜日は仕事がはやく終わるから一緒に市役所の福祉課へついて行こうか、とも。でもわたしはそれを断り、とにかく来週市役所行ってくるね〜!なノリで部屋を出た。母は地元でも近所でもすぐ迷子になるわたしを心配している。わたし本当に頭が悪くて、今の場所に10年以上住んで居るのにまだどちらが北か南か、右か左か混乱するのです。でも、市役所にはひとりで行かないとだめでしょう?わたしの問題なんだから。自分でわからないことは誰かに聞いて、ちゃんと調べて覚えていかないと、何にもできないままでしょう?だから、来週市役所に行ってくる。

母がいちばん泣いたのは、カレンダーの日付すら覚えきれないわたしのためにお医者のおじいちゃん先生が色で教えてくれている、という話をしたときだった。月曜日は黄色、火曜日は赤、だから次は黄色の日の4時に診察、みたいにね。きっと母にとってはそれが子供向けのおべんきょうのように感じたんだと思う。「そうやって絵や色だと覚えられるもんね、昔からね」と声を詰まらせて。

わたしはおかあさんを泣かせてばかりだな。ごめんなさい。でも、母がいつか死んでいなくなってしまった時、ちゃんといろんなことを一人で出来るように頑張る。もう28歳。同級生は結婚し、出産し、マイホームを建てている。わたしはまだ子どものまま、下手したら高校生や中学生よりもずっと前のところで立ち止まっている。でも、歩かないといつまでたっても先に進めない。

今日はとても悲しい。おかあさんほんとごめんね。

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