2018/01/22 23:45
『龍の寺の晒し首』

話題:最近読んだ本

小島正樹先生の「海老原浩一」シリーズです。

……図書館に行った時に、久しぶりに長編ミステリでも読もうと思った際に目についたのが、こちらの作品でした。
解説によると、『龍の寺の晒し首』は「海老原浩一」シリーズとしては4作目だそうですが……海老原浩一が関係した事件の時系列でいくと2番目に起きた事件の話だそうです。

内容は、ある村の名家の娘が結婚式の前日に殺害され、その首を切断された後に近くの寺に晒されるという事件が発生し、それからも最初の被害者の幼馴染み達が次々と殺害されては晒し首となって発見される連続殺人事件となり、そこに最初の被害者の身内と知り合いだった名探偵・海老原浩一が一連の事件の解決を依頼されるという話です。

……時代設定が「昭和」という事と、舞台が閉ざされた山村という事もあって、かなり横溝正史的な雰囲気の漂うミステリでした。
でも、登場人物達が意外と軽いノリで会話してるので、あまり重苦しさは感じないですねー。
ちなみに、この作品の感想を一言で言うならば、「ババァ最強!!」ですね。(^∀^)



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