話題:童話


実に4年9ヶ月ぶりの登場となります「(カッコ)が余計な童話シリーズ」。第2弾となります今回の童話は「おむすびころりん」です。

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『おむすびころりん』


昔々、あるところに(サンダーバードの人形みたいな動きで有名な)木こりのお爺さんがおりました。お爺さんが、いつものように(地主の許可なく勝手に)山へ入って仕事をしていると(あくまでも腹時計でちょうど)お昼になったので、手頃な切りかぶに腰を下ろし(たっぷり時間をかけて五郎丸選手のポーズをやってから)おむすび弁当を食ベる事にしました。

「うちの(異常に炭酸飲料が好きな)お婆さんが握ってくれた(コーラ味の)おむすびはとても美味しい(と言わないと、味噌汁まで炭酸入りになる)からなあ」

お爺さんは(空に浮かぶ謎のドローンに向かって) ひとりごとを言いながら、竹(中直人氏のおでこ)の皮(のレプリカ)で出来た包みを広げた時です。 コロリン。おむすびが一つ、(坪あたり現在0・2円と地価の下げが深刻な)地面に落ちて、コロコロと近くの穴ヘ転がり込んでしまいました。

(カンペの指示に従い“加山雄三さん風に”)「やあ、これはもったいない事をしたなあ」

お爺さんが(ヅラだけは絶対落とさないよう細心の注意を払いながら)穴をのぞき込んでみますと、深い穴の中から(情熱大陸のメロディーにのせて)こんな歌が聴こえてきました。

おむすびコロリン♪ コロコロコロリン ♪コロリンころげて 穴の中♪

「これは(葉加瀬太郎氏の髪の毛の量と同じぐらい)不思議だ!いったい誰が歌っているんだろう?」

こんなに素敵な(音程の外し方をする)歌声は今まで(田原の俊ちゃん以外では)聴いた事がありません。

「どれ、もう一つ」

お爺さんは、おむすびをもう一つ、(自らのメアドを書いたメモと一緒に)穴の中へ落としてみました。するとすぐに、歌が返って来ました。

おむすびコロリン コロコロリン ♪コロリンころげて 穴の中♪

「これは、面白い」

おじいさんは(先程つまみ食いした道端の変なキノコの効果もあって)すっかり楽しい気持ちになり、自分は一つも食ベずに、(これって断舎利じゃね?と叫びながら)おむすびを全部穴へ投げ入れてしまいました。

次の日、お爺さんは(半沢直樹のように土下座をして)昨日よりもたくさんのおむすびを作ってもらい、わくわくしながら、いつものように(セグウェイで) 山を登っていきました。そして(例により腹時計で) お昼になるのを待って、コロリン、コロリンと、おむすび(と前回は完全に無視された自分のメアド)を穴へ入れてやりました。 そのたびに穴の中からは、昨日と同じ可愛い歌(と微かな苦笑)が聴こえてきました。

(ここぞとばかりに、いっこく堂の声が遅れてくる技を使い)「(****)やれやれ、(****)おむすびが(****)無くなってしまった。 (****)だけど、もっと聴きたいなあ。 (****)そうだ(得意のバンジージャンプで)穴の中に入って(メアドの交換を)頼んでみることにしよう」

お爺さんはおむすびの様にコロコロ転がりながら、穴の中へ入って行きまし た。 するとビックリ!何とそこには数え切れないほど大勢の鼠(先輩のファン)たちがいたのです。 「ようこそ、(実写版サンダーバードの)お爺さん。美味しいおむすびをたくさん、ごちそうさま」 。鼠(先輩ファンを装っていた警視庁公安部の潜入捜査員)たちは頭(とズボン)を下げて、お爺さんにお礼を言いました。

「さあ、今度はわたしたち(ゴーストバスターズ)が、お礼にお餅をついてごちそうしますよ」 。鼠(先輩のファンを装った警視庁公安部の潜入捜査員…のふりをしていたゴーストバスターズ…に見せかけたサモハン・キン・ポーのそっくりさん)たちは、うすときねを持ち出して来て、ペッタン♪ ネズミのお餅つき。 ペッタン ペッタン 穴の中♪ と、歌いながら、(カンフーで)餅つきを始めました。

「これは美味しいお餅だ(と言わないと少林寺を敵に回しそうだ)。歌もお餅も(燃えよデブゴンも)天下一だ」

お爺さんはご馳走になったうえに、欲しい物を(相応の金さえ払えば)何でも出してくれるという、打出の小づちをおみやげにもらって帰りました。

「お婆さんや、お前は何が欲しい?」 と、お爺さんは聞きました。 「そうですねえ。(三ツ矢サイダーとかマウンテンデューとかサスケとか)色々と欲しい物はありますけれども、(炭酸以外で言うならイケメンの)赤ちゃんがもらえたら、 どんなにいいでしょうねえ」 と、(ペプシマンのコスプレ姿で)お婆さんが答えました。 「よし、やってみよう」 おじいさんが小づちを一振りしただけで、お婆さんの膝の上には、(打出さんの勘違いによりイケメンではなくオーメンの)赤ちゃん(とオマケのデカビタC)が乗っていました。 お爺さんとお婆さんは(ダミアンと名付けた)赤ちゃんを育てながら、仲よく楽しく暮らしましたとさ。めでたしめでたし(と言うか、打出さんって誰ですか?)


(オーメン序章 ラーメン、つけ麺、ぼくオーメン)おしまい 。


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ちなみに、(カッコ)を外すと普通の童話「おむすびころりん」として読むことが出来ます。(*^^*)