ある会社の応接室。一応は商社であるが、築の古い賃貸ビルに間借りしている時点で大手でない事は判る。その一室に、二人の男性が向かい合って座っていた。一人はカジュアルな格好の中年男性で、取引先の会社の人間もしくは一般の顧客であるらしい。もう片方は当然会社側の人間―いわゆる商社マンであるが、二十歳そこそこで背広姿が全く板についていない。見るからに頼りない。新入社員か、それに準ずる存在であろう。
二人は商取引の話をしているようだった。が、それは順調さを欠いているように見える。顧客の男は明らかに苛立っていた。それに対し、若い商社マンはただオロオロとするばかり。
『君の話しは先刻からどうも要領を得ないね』。『はぁ…担当の者が急な出張で不在でして…』。どうやらそういう事らしい。『こちらとして急いでるのだがね』。『…ですよね』。『このまま貴方と話しを進めても大丈夫なのだろうね』。『さあ…どうでしょうか』。
頼りない答えのオンパレードである。顧客の男性も流石に、この相手はラチが開かないと思ったのだろう。『悪いけど、誰か別の人を呼んで貰えないかな』。『えーと…誰を呼べば良いのでしょう』。打ってもまるで響かない、低反発マットレスのような男である。『もう誰でも良いから、とにかく上の人間と代わってくれー』。それはもはや悲鳴に近かった。『判りました、では一応呼びに行ってみますけど、もしかしたら誰もいないかも…』。とことん頼りない台詞を残し、若き商社マンは部屋から出て行った。
『一応、呼んで来ましたけど…』。間もなく戻って来た彼の横から一人のお爺ちゃんが顔を出す。『あのぅ…わしをお呼びだそうじゃが…何か御用で?』。寝間着姿のお爺ちゃん。とても商社マンとは思えない。顧客の男性が訊ねる。『貴方が…上の方?』。お爺ちゃんが答える。
『はぁ…確かにわしは、“上の階”に住んどる、このビルの大家じゃが…』。
こういう場合は、この台詞しかないだろう。顧客の男性は思っていた。
『だめだ、こりゃ』。
〜〜おしまい〜〜。
★★★梶井さん♪
雑居ビル、いいよねー♪昭和は至る所に怪しげな雑居ビルがあって面白かった♪地上なのに地下っぽい薄暗さがあって♪(//∇//)今はちょっと全部がお洒落になりすぎてる気がするな♪日なたばっかりで日陰がないというか…(/▽\)♪
もし、この雑居ビルに怪しげな出版社とか入ってたら間違いなく、みうらじゅんは居るね♪勿論その湯呑みと急須のセット付きで♪(笑)で、夜な夜な中島らもの幽霊が徘徊していると♪三( ゜∀゜)
野間口徹もイメージ湧くなあ♪柳っぽいっての判る気がする(笑)矢柴さんとか北村有だと目が笑ってなくて何気に危険な感じになるし、キャテスィング考えるの本当面白い♪
で、ビルの大家♪いいね〜そのすっとぼけた眼鏡の掛け方♪大村崑スタイルになるのかな♪或いは三木のり平か♪どっちにしてもザ・昭和スタイルだよね(笑)ヾ(*T▽T*)書いた時の大家さんのイメージは痩せてるタイプだったけど、平泉成さんみたいなタイプでもいいかも知れないな♪(*^^*)寝間着(笑)もきっと似合うはず♪(//∇//)寝間着…実にいい響きだ♪パジャマも「洋風お洒落寝間着」と呼びたい♪d(⌒ー⌒)!
ドリフのコントって、空間とか雰囲気の面白さとか情緒があるから今みても色褪せないよね♪(*´∇`*)
コンクリートの風合いや、配管が張り巡らされているのを見たりすると落ち着く・・♪♪室外機もいいアクセントになってるし☆彡ひとつのビルでも階によって雰囲気が違う・・よくよく考えてみれば不思議だな〜♪♪(゜▽゜)
この会社ってさぁ、ゼッタイ藍色の帯に白い水玉模様の急須&湯のみを使ってるよねbyみうらじゅん
お客さんは柳葉部長 頼りない商社マンは野間口徹さんのイメージ♪♪台風時の柳みたいに、大目玉喰らっても決して心が折れないタイプと見た、コージー富田☆彡
大家さんはメガネが斜めになってて枕を小脇に抱えて、寝間着が乱れているイメージ☆で、下着(ボタンが3つついたシャツ&腹まき&ももひき(ラクダ色)がまる見えなの(笑)大家さん役はやっぱり志村けん☆柳葉部長の唖然とした顔思い浮かぶ!!ヾ(≧∀≦*)ノ〃
寝間着でたっ!!昭和のアイテム☆彡ウチのじいちゃんも寝間着だったけれど、いつの間にかパジャマになったなぁ、干すのが大変だったから(笑)昭和の頃、たらいと洗濯板で寝間着洗うの大変だったんだろうなぁ・・腰と膝に負担がかかりそう・・あ、脱線した(//▽//)
まったりした雰囲気とほのぼのした笑い・・♪♪ヾ(≧∀≦*)ノ〃ドリフの再放送を見ていた小学生の頃の夜を思い出して、なつかしたのしかった〜♪♪(*⌒▽⌒*)
ちょっとトリッキーな感じで話題書きのリンクを台詞として使ってみた(笑)(゜◇゜)ゞ
やっぱ、あれだな…
『ダメだこりゃ』って人生の基本だよね♪(*´∇`*)
…んな訳あるかあーヾ(*T▽T*)
うふふっ(*>艸<)
確かに、だめだこりゃ!だっ
(*ノ∀`)ノ゛
『だめだこりゃ!』から飛んで過去記事読んで楽しんで来たよ〜
米残して来ようかな?と思ったけど
頭が まったりしすぎて コメ書く能力ないので やめて来たぁ〜
(*/▽\*)
でも、楽しかったチョー・ヨンピルっ♪
(^з^)-☆
そうなんですよね〜、喜劇と悲劇はコインの裏表などと言いますけど…♪(/▽\)
そのバスのお子さん、今後の成長に期待致しましょう(o^・^o)
先日、バスで騒いでいた子どもがお父さんに「これで何回目?」と注意されて、「3回目だよ!」と元気よく答えるのを聞いたとき、似たような感覚に陥りました。
空気を読めないというのはある意味強いです(´ー`;)
確かに、どんなクレームにも平然と対応する雰囲気も(笑)
何となく、普段着はユニクロで統一していそうな感じが♪(o^・^o)
まさに実直(笑)。ストレスにも強そうなので、いざという時の隠し玉的存在になるかも♪(^_^)v
諦めるか殴りかかってくるか
どっちに転んでも会社の得…なわけない
なんと実直でセンスある判断の新入社員なんだ!
このユニークさがあればーきっと世間の荒波はこわくないハズ
『親の顔が見てみたい』
恐らく彼は連れて来ることでしょう♪もしくは、携帯の写メを見せてくれるとか(*^^*)
言葉の意味の多面性って面白いですよね♪
発した方と受け取った方の解釈のズレがちょっとしたドラマを生み出すというか(笑)(´▽`;)ゞ
夢邪樹さんの家のお鍋…ボリュームが凄そうなので、ふきこぼれ方も半端ではなさそう(笑)(/▽\)♪
とても素直\(-_-)
人の言葉をきちんと聞いて とても素直に理解して行動する まさに典型的ゆとり世代♪
\( ̄▽ ̄;)
(注意:ゆとり世代の中にもてきぱきした方もおります)
現代社会において このような若い人も多いですじゃあ♪
因みに 我が家の娘と次男も 言われた事だけ!
「鍋を見ていてね」
は見ているだけ!
掻き回すとか 吹き零れそうになったら止めるとか考えず見ているだけ!
この若いサラリーマンさんに
「親の顔が見てみたい」
といったら 両親がくるかしらん?
(#^.^#)