話題:突発的文章・物語・詩


誕生日にも関わらず煮タマゴ1つサービスして貰えなかった暗黒仮面。

「この借りはいずれ必ず返す。隣か真向かいに新規のラーメン屋を出店して、ジワジワ集客力を落としてやるゥゥゥ!」

何とも微妙な捨て台詞を残し、店を立ち去ってしまう。

猫舌のまま店内に取り残された光の勇者と騎士団はネットに望みを託し、“猫舌、治し方”で検索をかけるが、結果、猫舌を治す唯一の方法は【七つの球を集めて龍を呼び出し、願いを叶えて貰う】という物のみである事を知る。

困難なミッションに頭を抱える光のチーム。

だが、天は彼らを見放してはいなかった。偶然にも《ラーメン二郎》の店主が七つの球(煮タマゴ)を全て持っていたのである。

出来すぎた展開!
和久井映見もワクワクすっぞ!

そして、店主の好意により“伝説の七つの球(煮タマゴ)”を無料で譲り受けた光のチームは、すぐさま、トロトロの半熟龍を呼び出し、願いを叶えたのだった。

ついに猫舌から解放された光のチーム。だが、光の勇者【シャイニング輝】は自分たちが重大なミスを犯していた事に気づいて愕然とする。

「猫舌の治療よりも創造神【ウルトラゴッド】の居場所を龍に教えて貰うべきだった!」

が、時計の針は戻せない。願いを叶え終えた七つの球は、ただの煮タマゴへと戻っていた。

こうして、光のチームは創造神【ウルトラゴッド】を見つけ出す最大のチャンスを逃したのであった…。

【終】


そして次回……

早朝、目を覚ました宇宙長老ヨボヨーボは布団から起き上がろうとしてギックリ腰を発症してしまう。

身動きの取れない宇宙長老。

このままでは、21万3654日通い続けているラジオ体操に行く事が出来ない。

果たして、宇宙長老ヨボヨーボの皆勤賞は途絶えてしまうのか?


次回あらすじ大作戦#6『手を前に上げて背伸びの運動から』に涙がとまらない!